環境設定ファイルnas.cfgを使用すると、実質的にファイル システムおよびチェックポイントをブラウズできます。 バックアップ マネージャおよびリストア マネージャそれぞれのソース ツリーとデスティネーション ツリーで、これらをブラウズできます。 nas.cfgファイルには、バックアップ対象のボリューム(論理デバイス)とそのボリューム配下のディレクトリへのボリューム マッピングを記述します。 また、この環境設定ファイルを使用すると、バックアップ マネージャからボリュームの部分的なバックアップを実行することもできます。
NAS 環境設定ファイルに情報を入力する際には、以下の規則に従います。
NAS サーバを使用した場合、1 回のバックアップ ジョブで 1 ファイル システム当たり 1 つのパスのみを選択できます。 同一ファイル システムに属する、親ディレクトリが異なる複数のサブサブディレクトリをバックアップする必要がある場合は、複数のジョブを実行してください。
例: nas.cfg ファイルでの複数のパスの指定
以下に、複数のパスが指定されたnas.cfgファイルの例を示します。 このバックアップ ジョブでは、/c と /d それぞれに 1 つのパスのみを選択できます。
/c/dir1 /c/dir2 /c/dir3 /d/dir1 /d/dir2 /d/dir3 ;
例: nas.cfg ファイルでの複数のチェックポイントの指定
以下に、複数のチェックポイントが指定されたnas.cfgファイルの例を示します。
qaprocom15 /c.chkpnt/daily /c.chkpnt/hourly /c.chkpnt/monthly /c/etc /c/etc/xyz ;
注: チェックポイント バックアップは読み取り専用なので、元の場所にリストアしないでください。 チェッ クポイントは別の場所にリストアしてください。
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