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RMAN を使用した手動バックアップ

RMAN を使用して、手動でデータベースをバックアップすることができます。

リカバリ カタログを指定して RMAN を起動し、データベースをバックアップする方法

1. コマンド ライン ウィンドウを開き、以下のコマンドを入力して RMAN を起動します。

   rman target dbuser/dbuserpassword rcvcat catowner /catownerpassword@rman service name
   

   各エントリの内容は以下のとおりです。

   dbuser - dba 権限を持つユーザ

   dbuserpassword - dbuser のパスワード

   catowner - RMAN カタログを所有する Oracle ユーザ名

   catownerpassword - カタログ所有者のパスワード

   rman database - RMAN カタログがインストールされているデータベース

2. データベースをバックアップするには、ユーザのバックアップ環境で実行されているオペレーティング システムおよびデータベースのバージョンに基づいて、以下のアクションのいずれかを実行します。

   RMAN スクリプトで、libobk の CA Technologies バージョンに対して Oracle リンクの再設定を使用します。

   • HP-UX および Solaris プラットフォーム上で、以下のコマンドを入力します。

     RMAN> connect target system/manager 
     RMAN> run { 
     2> allocate channel dev1 type 'sbt_tape'; 
     3> backup database format '_%u_%p_%c'; 
     4> release channel dev1; 
     5> } 
     

   • AIX プラットフォーム上で、Oracle 9i および 10g データベースに対して以下のコマンドを入力します。

     RMAN> connect target system/manager 
     RMAN> run { 
     2> allocate channel dev1 type sbt parms='SBT_LIBRARY=libobk64.so'; 
     3> backup database format '_%u_%p_%c'; 
     4> release channel dev1; 
     5> } 
     

   • AIX プラットフォーム上で、Oracle 11g データベースに対して以下のコマンドを入力します。

     RMAN> connect target system/manager 
     RMAN> run { 
     2> allocate channel dev1 type sbt 
     parms='SBT_LIBRARY=libobk64.so,ENV=(MPROTECT_TXT=OFF)'; 
     3> backup database format '_%u_%p_%c'; 
     4> release channel dev1; 
     5> } 
     

   RMAN スクリプトでの SBT_LIBRARY の使用

   • HP-UX プラットフォーム上で、以下のコマンドを入力します。

     RMAN> connect target system/manager 
     RMAN> run { 
     2> allocate channel dev1 type sbt 
     parms='SBT_LIBRARY=/opt/CA/ABoraagt/libobk64.sl'; 
     3> backup database format '_%u_%p_%c'; 
     4> release channel dev1; 
     5> }   
     

   • Solaris プラットフォーム上で、以下のコマンドを入力します。

     RMAN> connect target system/manager 
     RMAN> run { 
     2> allocate channel dev1 type sbt 
     parms='SBT_LIBRARY=/opt/CA/ABoraagt/libobk64.so'; 
     3> backup database format '_%u_%p_%c'; 
     4> release channel dev1; 
     5> }   
     

   • AIX プラットフォーム上で、Oracle 9i および 10g データベースに対して以下のコマンドを入力します。

     RMAN> connect target system/manager 
     RMAN> run { 
     2> allocate channel dev1 type sbt parms='SBT_LIBRARY=/opt/CA/ABoraagt/libobk64.so'; 
     3> backup database format '_%u_%p_%c'; 
     4> release channel dev1; 
     5> }  
     

   • AIX プラットフォーム上で、Oracle 11g データベースに対して以下のコマンドを入力します。

     RMAN> connect target system/manager 
     RMAN> run { 
     2> allocate channel dev1 type sbt 
     parms='SBT_LIBRARY=/opt/CA/ABoraagt/libobk64.so,ENV=(MPROTECT_TXT=OFF)'; 
     3> backup database format '_%u_%p_%c'; 
     4> release channel dev1; 
     5> }