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エージェントの環境設定
エージェントをインストールした後、正しい手順に従って orasetup プログラムを実行してエージェントを設定する必要があります。
orasetup プログラムの実行方法
- エージェントのホーム ディレクトリに切り替えます。
- 以下のコマンドを入力して、orasetup プログラムを起動します。
./orasetup
- エージェントのホーム ディレクトリを入力するように要求されます。 デフォルトでは現在のディレクトリに設定されています。
- デフォルトを選択する場合は、Enter キーを押します。
- エージェントのホーム ディレクトリが現在のディレクトリと異なる場合は、ホーム ディレクトリのパス名を入力して Enter キーを押します。
- orasetup プログラムは、ユーザがローカル Data Mover の上のデータのバックアップを予定しているかどうか尋ねます。
- Data Mover がローカルにインストールされており、ローカル Data Mover の上のデータをバックアップする予定である場合は、「y」を入力し、Enter を押します。
- Data Mover がローカルにインストールされていないか、ローカル Data Mover の上のデータをバックアップする予定でない場合は、「n」を入力し、Enter を押します。
- このマシンに Oracle データベースがインストールされているかどうかを確認するメッセージが表示されます。 「Y」を入力して Enter キーを押します。
- データベース バックアップに Recovery Manager カタログを使用するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 使用する場合は、 「Y」を入力して Enter キーを押します。
注: バックアップ時には RMAN カタログの使用をお勧めします。RMAN は、カタログにあるバックアップ関連のすべての情報を保存するため、最適なデータ保護が可能だからです。
- 新しい環境設定を行っている場合は、CA ARCserve Backup で使用するすべての Oracle システム ID(SID)を登録するよう求めるメッセージが表示されます。 新規のインストールではない場合は、既存の環境設定ファイルを再作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 既存の instance.cfg ファイルおよび sbt.cfg ファイルを保持する場合は、「N」を入力します。
注: 次の 2 つの環境設定ファイルが作成されます。instance.cfg および sbt.cfg です。
- orasetup の実行時、すでにこれらのファイルが存在し、それを上書きしたくない場合は、「n」を入力します。 instance.cfg ファイルおよび sbt.cfg ファイルは変更されず、sbt.cfg.tmpl というテンプレート ファイルが作成されます。 その後、このテンプレート ファイルを使用して、sbt.cfg ファイルを手動で調整できます。
- これらの環境設定ファイルの上書きを選択した場合は、instance.cfg ファイルおよび sbt.cfg ファイルが新規に作成され、既存の instance.cfg ファイルおよび sbt.cfg ファイルは上書きされます。
- エージェントは instance.cfg ファイルを使用して、新しい Oracle データベースの登録および変更を行います。 instance.cfg ファイルはいつでも設定できます。
- oratab ファイルの内容の印刷を確認するメッセージが表示されます。 設定したいものを選択します。
- エージェントで使用される Oracle データベースID(Database1、Database2など)を指定するように要求されます。 入力したら、Enter キーを押します。
- 前の手順で指定した Oracle データベースの ORACLE_HOME 環境変数を入力します。 入力したら、Enter キーを押します。
- データベースのバックアップに RMAN カタログを使用するかどうかという質問に対して「Y(はい)」と答えた場合は、RMAN カタログを含むデータベースにアクセスする Oracle Net サービスの名前を入力します。
- Oracle Agent ログ ファイルが保存されてから自動的に削除されるまでの日数を入力するように要求されます。 デフォルト値は 30 日です。 以下のいずれかの操作を行います。
- デフォルトを使用する場合は、Enter キーを押します。
- 30 日以外の日数を設定する場合は、その日数を入力して Enter キーを押します。
- ログ ファイルが自動的に削除されないようにする場合は、「0」と入力します。
- RMAN スクリプトが生成されてから自動的に削除されるまでの日数を入力するように要求されます。 デフォルト値は 30 日です。 以下のいずれかの操作を行います。
- デフォルトを使用する場合は、Enter キーを押します。
- 30 日以外の日数を設定する場合は、日数を入力して Enter キーを押します。
- RMAN スクリプトが自動的に削除されないようにする場合は、「0」と入力します。
- このホストに接続することができるユーザ名を入力するように要求されます。
- ユーザのパスワードを入力するよう要求されます。
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