SQL Server の復旧モデルとは、惨事が発生した場合に、トランザクション ログを使用して損失データのリスクを管理する方法です。 データベースごとに異なる復旧モデルを採用して、データベース保守管理を行うことができます。 Microsoft SQL Server のバージョン、および、データベースに継承された復旧モデルによっては、CA ARCserve Backup のバックアップ オプションの中に使用できないものがある場合があります。
1 つの SQL Server インスタンスにおいて、データベースに以下の復旧モデルを混在させることができます。
| 
 バックアップ方式  | 
 単純復旧モデル  | 
 フル  | 
 一括ログ復旧モデル  | 
|---|---|---|---|
| 
 データベース フル  | 
 必要  | 
 必要  | 
 必要  | 
| 
 データベース差分 (マスタ DB には使用不可)  | 
 オプション  | 
 オプション  | 
 オプション  | 
| 
 トランザクション ログ  | 
 使用できません  | 
 必要  | 
 必要  | 
| 
 ファイルとファイル グループ(SQL Server 2000 以降が必要)  | 
 使用できません  | 
 オプション  | 
 オプション  | 
| 
 データベースの一部(SQL Server 2000 以降が必要)  | 
 オプション  | 
 オプション  | 
 オプション  | 
| 
 データベースの後にトランザクション ログをバックアップする  | 
 
  | 
 オプション  | 
 オプション  | 
ファイルとファイル グループのバックアップの詳細については、「ファイルおよびファイル グループのバックアップ」参照してください。 データベースの一部のバックアップの詳細については、「部分バックアップ」参照してください。
| 
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
 | 
 |