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差分バックアップ

差分バックアップでは、最後にデータベースのフル バックアップ(データの同じ部分/同じデータ ファイル/同じデータベース サブセットの)が行われてから変更されたデータのみが記録されます。 通常は、差分バックアップのデータ量はデータベースのフル バックアップよりも少ないため、短時間で終了することができますが、トランザクション ログのバックアップよりはデータ量が多いため、時間がかかります。 最新の差分バックアップ データでリストアを実行するには、少なくとも最後に実行されたフル バックアップのデータが必要になります。最後のフル バックアップとこの差分バックアップの間に実行された差分バックアップやトランザクション ログのバックアップのデータは必要ありません。 差分バックアップからのリストアは、トランザクションを再処理する必要がないため、トランザクション ログからのリストアよりも短時間でリストアできます。

注: データベースの稼働率が高い場合や最後にフル バックアップを行ったときから長時間が経過している場合、差分バックアップにフル バックアップと同じくらい時間がかかることがあります。

詳細については、「差分バックアップのタイミング」を参照してください。