仮想テープ ライブラリ(VTL)は、物理テープ ライブラリと同じように動作するように設計されたディスク ベース デバイスです。 CA ARCserve Backup で VTL にデータをバックアップするためには、CA ARCserve Backup VTL として機能するように VTL を設定する必要があります。
重要: 標準的な物理ライブラリを CA ARCserve Backup VTL として機能するように設定しないでください。 VTL として設定すると、ライブラリのバックアップおよびデータ マイグレーションのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。
デバイスが VTL として機能するように設定する前に、以下の必要なタスクが完了していることを確認してください。
VTL が CA ARCserve Backup VTL として機能するように設定する方法
デバイス マネージャ ウィンドウが開きます。
VTL を右クリックし、コンテキスト メニューから[ライブラリ プロパティ]を選択します。
[ライブラリ プロパティ]ダイアログ ボックスが開きます。
VTL (仮想テープ ライブラリ)セクションで、[ライブラリは VTL である]チェック ボックスをオンにし、[OK]をクリックします。 このオプションを選択すると、CA ARCserve Backup は指定されたメディアの有効期限を無視します。
ライブラリは、バックアップ マネージャの[デスティネーション]タブで VTL として識別されます。
注: ライブラリを VTL として指定したくない場合は、上記の手順を繰り返し、[ライブラリは VTL である]チェック ボックスをオフにします。
CA ARCserve Backup では、テープ バックアップ用のブロック サイズを指定することができます。 この機能により、CA ARCserve Backup がデバイスに転送できるブロックごとのデータ量を増加させることができます。 テープのより大きなブロック サイズを指定する前に、以下を考慮してください。
注: デバイスがより大きなデータ転送をサポートするかどうかについては、デバイスおよびホスト バス アダプタ(HBA)のメーカのドキュメントを参照してください。
テープ ライブラリ用のテープのブロック サイズを指定する方法
注: バックアップ サーバが SAN プライマリ サーバである場合は、SAN メンバ サーバ上のテープ エンジン サービスを停止します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCServe Backup¥Base¥TapeEngine
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ComputerAssociates¥CA ARCServe Backup¥Base¥TapeEngine
設定するテープ ライブラリ用の DEVICE# キーを見つけます。
以下のいずれかの DWORD 値を指定します。
[DWORD 値の編集]ダイアログ ボックスを閉じ、Windows レジストリ エディタを閉じます。
テープ ブロック サイズがテープ ライブラリに含まれるすべてのドライブに適用されます。
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