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デバイス環境設定を使用したライブラリの環境設定

テープ エンジンを起動するか、テープ エンジンを停止した後で再起動すると、CA ARCserve Backup によってライブラリが自動的に検出され、デフォルトのオプション セットを使用して設定されます。 このセクションでは、CA ARCserve Backup でライブラリが自動的に検出、設定されない場合、またはライブラリの再設定を行う場合のライブラリ設定方法について説明します。

重要: デバイス環境設定を使用してライブラリの再設定を行うと、以前のオプション値がすべてクリアされます。

デバイス環境設定を使用してライブラリを設定する方法

  1. ホーム画面にあるナビゲーション バーの[管理]メニューで、[デバイス環境設定]をクリックします。

    [デバイス環境設定へようこそ]ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [デバイス環境設定へようこそ]ダイアログ ボックスから、[テープ ライブラリ]を選択し[次へ]をクリックします

    [デバイスの割り当て]ダイアログ ボックスが表示されます。

    注: デバイス環境設定によって環境内で SCSI デバイスがスキャンされている間は、遅延が発生する可能性があります。

    テープ エンジンが実行中の場合は、テープ エンジンを停止するように求めるメッセージが表示されます。 ライブラリ デバイスの環境設定を行うには、テープ エンジンを停止する必要があります。

  3. ドライブ文字を手動で割り当てるには、適切なドライブとライブラリを選択し、[割り当て]ボタンをクリックします。

    デバイス マネージャ:  [利用可能なドライブ]リストから、ライブラリ デバイスとして割り当てるデバイスを指定します。

    注: ドライブをライブラリに割り当てることによって、Tape Engine はライブラリに存在するドライブを検出します。 ドライブを手動で割り当てる場合は、複数ドライブのライブラリ内の各ドライブを、ライブラリによって検出された順序で割り当てる必要があります。 通常はライブラリの製造元によって、ライブラリ内の最初のテープ ドライブに最小値のSCSI IDが割り当てられ、最後のテープ ドライブに最大値のSCSI IDが割り当てられています。 しかし、これには例外もあるので注意してください。 ライブラリのドライブ設定方法については、ライブラリに付属するマニュアルやヘルプを参照してください。

  4. [次へ]をクリックします。

    [ライブラリ オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。

    デバイス マネージャ:  ライブラリの設定を変更するには、リストからデバイスを選択し、[プロパティ]をクリックします。

  5. 環境設定を行うライブラリを選択して[プロパティ]ボタンをクリックします。

    [プロパティ]ダイアログ ボックスが開きます。

  6. 必要に応じて、バーコード リーダおよびメディアのイジェクトに関する以下のオプションを指定します。
  7. [OK]をクリックして[次へ]をクリックします。

    [サマリ]ダイアログ ボックスが表示されます。

  8. [次へ]をクリックします。

    [デバイス環境設定が完了しました]ダイアログ ボックスが表示されます。

  9. [デバイス環境設定が完了しました]ダイアログ ボックスに表示されるメッセージに従って設定を完了します。
  10. テープ エンジンを再起動します。

    ライブラリの環境設定は、これで完了です。

詳細情報:

ライブラリの設定