デデュプリケーションの使用 › デデュプリケーションの注意事項
デデュプリケーションの注意事項
以下にデータ デデュプリケーションの特性および注意事項をいくつか示します。
- データ デデュプリケーション デバイスを通常のバックアップ ジョブのデスティネーションとして指定できます。
- データ デデュプリケーション デバイスをステージング デバイス、最終的なデスティネーション デバイス、またはその両方として指定できます。 ただし、ステージング デスティネーションと最終的なデスティネーションの両方に対して同じデデュプリケーション デバイスを選択することはできません。
- 同じデデュプリケーション デバイスを使用する異なるジョブに対して、異なる保持スケジュールを指定できます。
- 前回のバックアップ以降に変更されたファイルに対してのみデデュプリケーションを実行することによって、データ デデュプリケーションを最適化してスループット向上させることができます。ただし、最適化できないストリーム ベースのファイル(SQL、SharePoint、Exchange、Oracle のデータなど)は除きます。 最適化はデフォルトで有効になっています。
- デデュプリケーション デバイスは NTFS ボリュームでのみ作成できます。
- デデュプリケーション グループは * グループを使用するジョブからは除外されます。
- デデュプリケーション デバイスでは暗号化や圧縮は使用できません。
- デデュプリケーション デバイスの使用時に最終的なデスティネーションのパージ ポリシーを指定できます。 これは通常の FSD を使用した場合には指定できません。
- フル、増分、差分のバックアップがすべて同じデバイスにサブミットされるデデュプリケーション デバイスに対して GFS ローテーションを指定できます。一方、FSD に対する GFS ジョブでは、日単位、週単位、および月単位のメディアを作成します。
- AS400 バックアップ セッションのヘッダ データが読み込まれる方法が原因で、デデュプリケーション プロセスは重複する AS400 バックアップ セッションを検出できず、冗長なバックアップ セッションのデデュプリケーションを実行できません。
- Oracle RMAN バックアップ セッションのヘッダ データが読み込まれる方法が原因で、デデュプリケーション プロセスが重複する Oracle RMAN バックアップ セッションを検出できず、冗長セッションのデデュプリケーションを実行できません。 ただし、グローバル デデュプリケーション プロセスでは、Oracle RMAN バックアップ セッションが CA ARCserve Backup によって検査および処理されます。 詳細については、「グローバル デデュプリケーション」を参照してください。