Agent for Open Files の既知の問題

Agent for Open Files に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

• リモート インストール時にマシンの再起動を求められた場合は、リモート インストールを正しく完了するためにマシンを手動で再起動する必要があります。
• エージェントは、他のベンダーのオープン ファイル管理製品がすでに実行されていることを検出した場合には起動しないことがあります。複数のオープン ファイル管理製品は、同一サーバ上では機能しません。この問題を解決するには、既存のオープン ファイル管理製品をサーバから削除し、エージェントを再起動します。
• Agent for Open Files のインストール後に Microsoft Cluster Service をインストールする場合、システムを再起動して、クラスタの共有ストレージ リソースのオープン ファイルにエージェントがアクセスできるようにします。
• Agent for Open Files では、Windows Vista および Windows 7 上で Transactional NTFS (TxF) インフラストラクチャをサポートしていません。バックアップを実行する前に、TxF コンテキストにおいてファイルを開いているアプリケーション（たとえばインストール プログラムなど）をすべて閉じてください。
• マウント ポイント以外のリパース ポイントはサポートされません。シンボリック リンク ファイル、ジャンクション ポイント、ハード リンク等、他のすべてのリパース ポイントは、通常のファイルとして扱われます。
• ルート ボリュームにあるすべてのファイルを Agent for Open Files 環境設定に追加する場合は、以下の例のようにワイルドカードを使用します。ボリューム ラベルのみの指定はサポートされていません。
• 以下を使用します：C:\*.*
• 以下は使用しないでください：C: または C:\
• 中国語のロケールを使用した英語版システム上で Agent for Open Files をリモートでアップグレードする場合、Unicode 文字が適切に表示されるよう、アップグレードの前に以下を実行する必要があります。
  1. ［コントロール パネル］を開き、［地域と言語のオプション］を選択します。
  2. ［詳細設定］をクリックします。
  3. ［すべての設定を現在のユーザー アカウントと既定のユーザー プロファイルに適用する］オプションを選択します。
  4. マシンを再起動します。
• Arcserve Backup Agent for Open Files がインストールされているサーバにリモートでログインしようとすると、ログインは失敗します。さらに、Arcserve Backup マネージャから、以下のオプションに対するノード プロパティを表示できません。
  • Agent for Open Files の設定
  • Agent for Open Files ステータスの表示
  • Agent for Open Files ログ ファイルの表示

  ログインに失敗する理由は、サーバに存在するネットワーク ログオン セキュリティ権限が「ゲストのみ」に設定されており、ログインできるのがゲストのみであるためです。この問題は、すべての Windows オペレーティング システムに適用されます。

  回避策として、以下の手順に従います。

  1. ［スタート］-［コントロール パネル］-［管理ツール］に移動し、［ローカル セキュリティ ポリシー］フォルダを開きます。
  2. ［ローカル セキュリティ ポリシー］ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. ［セキュリティの設定］階層ツリーから、［ローカル ポリシー］を展開し、［セキュリティ オプション］を展開します。
  3. ［セキュリティ オプション］のポリシー リストから、［ネットワーク アクセス： ローカル アカウントの共有とセキュリティ モデル］をダブルクリックします。
  4. 選択したポリシーのダイアログ ボックスが開きます。
  4. ［ローカル セキュリティの設定］タブで、ドロップダウン リストから［クラシック - ローカル ユーザがローカル ユーザとして認証する］を選択します。
  5. ［OK］をクリックします。

  サーバにリモートでログインできるようになりました。

• OFA で［オープン ファイルのバックアップに BAOF を使用する］を選択した場合、バックアップは VSS のみを使用して続行されます。バックアップに対して VSS を無効にするには、以下のパスで “UseVssForOpenFiles” レジストリ キーを追加し、ゼロに設定します。
• HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA Arcserve Backup\ClientAgent\Parameters

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