Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス （VSS）

Agent for Open Files に Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス（VSS）のサポートが含まれるようになりました。Microsoft VSS に関連する以下の問題が存在することが分かっています。

• Microsoft SQL Server 2005 のフル バックアップは実行できますが、差分バックアップまたは増分バックアップは実行できません。
• Windows Server 2008 では、DFS Replication はシステム状態の一部です。従って、DFS Replication を Windows Server 2008 でバックアップする場合は、システム状態をバックアップする必要があります。
• イベント ログに VSS_E_WRITER_STATUS_NOT_AVAILABLE エラーが記録された場合、書き込みが、バックアップおよびリストアのセッションの最大数に達したことを示しています。システムがあまり使用されていないときに再試行すると、成功する場合があります。詳細については、以下の Microsoft のマニュアルを参照してください。
• http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa384995(VS.85).aspx
• 以下の Arcserve Backup VSS バックアップ オプションが有効になっていると、SQL Server ライタを使用した VSS バックアップが失敗します。
  • トランスポータブル スナップショットを使用する
  • バックアップ後にシャドウ コピーを保持する
• この問題を解決するには、バックアップをサブミットする前に、シャドウ コピーのデスティネーション ディスクをオフラインにします。バックアップが完了した後、シャドウ コピーのデスティネーション ディスクをオンライン状態に戻します。
• ボリューム シャドウ コピー（VSS）の問題を防ぐため、［Arcserve Backup Agent 管理］画面で［物理ディスク/ボリュームのバックアップおよびリストアを有効にする］が選択されている場合は、マルチ ストリーミング バックアップ ジョブをサブミットしないことを推奨します。
• Microsoft は、ネストされた VHD ボリュームをバックアップできないため、第 2 レベル VHD （ネストされた VHD）に対して VSS バックアップが失敗します。
• 詳細については、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa382650(v=vs.85).aspx を参照してください。

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