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アーキテクチャの概要-MSSQLSvrW

Arcserve Backup は、ローカル処理の場合には Agent for Microsoft SQL Server と同じホストにインストールできます。また、両方を別々のシステムにインストールすることもできます。Arcserve Backup を 1 つインストールすれば、多くのシステム上のエージェントと連動して、1 つのバックアップ サーバで複数のマシンをバックアップすることができます。Arcserve Backup とエージェントは連動して、Microsoft SQL Server の データベース オブジェクトをバックアップおよびリストアします。

エージェントは、Arcserve Backup で Microsoft SQL Server データベースをバックアップおよびリストアするためのサービスを提供します。エージェントは、Microsoft SQL Server と同じサーバ上に常駐させるか、Microsoft SQL Server を含む Microsoft Cluster Service 環境の各ノードのローカル ドライブ上に常駐させる必要があります。クラスタ内のエージェントは、Microsoft SQL Server インスタンスと仮想サーバ名の間の関連付けを動的に処理し、また各インスタンスがどのノードで実行されているかを認識します。

注:Microsoft SQL Server のクラスタ化されたインスタンスを使用して Arcserve データベースを格納する場合は、スタンドアロンのインストーラを使用して、Arcserve Backup のインストール時にインスタンスがアクティブでないクラスタのノードに Agent for Arcserve Database をインストールする必要があります。

ただし、Arcserve データベース用に Microsoft SQL Server 2014 Express Edition オプションを使用し、クラスタ化された Arcserve データベースのプライマリ サーバをインストールする場合、このインストールは必要ありません。Arcserve プライマリ サーバがクラスタ構成向けに設定される前に、エージェントは各ノードに Arcserve Backup と共に自動的にインストールされるからです。

構造上、エージェントは SQL サーバをホストしているマシン上の Arcserve Backup と Microsoft SQL Server との間に位置付けられます。

SQL Server と同じマシンに Agent for SQL Server をインストールする