メディア エラー

テープのいずれかに何か問題があることを示すエラーが発生した場合は、データを確実に保護するために、できるかぎり速やかに修正措置をとる必要があります。ただし、テープの交換前に、テープが原因で障害が発生していることを必ず確認してください。以下の解決方法を試行して、他のシステム部品が原因で障害が発生している可能性を抹消してください。

テープが破損しているか、読み取れないことが判明した場合

テープの障害 (テープの一部が読み取れない、またはテープが物理的に破損しているなどの場合) が判明した場合、早急にテープを交換します。以下のセクションに記載されているいずれかの手順で、テープの交換前に、読み取り不可能または破損したテープのデータのバックアップを信頼性あるテープに取ります。

データのコピー

テープからデータを読み取れる場合は、以下の手順に従います。

  1. ドライブを掃除するか、正常に作動するドライブにテープを移します。
  2. Tapecopy - テープ コピー ツール コマンドを使用してデータを古いテープから新しいテープにコピーします。

    : テープがライブラリの一部の場合、再使用されないようにライブラリからテープをエクスポートします。

新しいテープの作成

テープからデータをまったく読み取れない場合は、以下の手順に従って、新しいバックアップ テープを作成してください。

  1. 読み取れないテープを取り出します。このテープがライブラリの一部である場合はエクスポートします。
  2. 新しいテープを挿入し、バックアップ ジョブを再びサブミットします。

詳細情報:

テープ ドライブのヘッドのクリーニング オプション