Arcserve Backup サーバがクラスタ対応として環境設定されている場合、すべての重要な Arcserve Backup サービスは MSCS によってモニタされます。サービスの一部が失敗すると、MSCS はそのサービスの再起動を試みるか、または再起動の試みが失敗した場合フェールオーバをトリガします。これは、Arcserve Backup サーバ管理を使用してサービスを停止できなくなることを意味します。Arcserve Backup サービスの停止を試行すると、以下のメッセージが表示されます。
Arcserve Backup サービスを停止する必要がある場合もあります。たとえば、ハードウェアのメンテナンスのためにいくつかのサービスを停止したい場合などです。
注:Windows Server 2003 システムでこのタスクを実行する方法の詳細については、「Windows Server 2003 システム上の Arcserve Backup サービスの MSCS によるモニタの停止」を参照してください。
Windows Server 2008 システム上の Arcserve Backup サービスの MSCS によるモニタを停止する方法
[クラスタ アドミニストレータ]ダイアログ ボックスが表示されます。
注:クラスタ アドミニストレータは Microsoft が提供するユーティリティであり、MSCS がインストール済みのサーバにインストールされています。クラスタ アドミニストレータでは、クラスタに関連したほとんどの環境設定および管理タスクを実行できます。
[Arcserve HA のプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。
[リソースが失敗状態になった場合は、再起動しない]オプションをクリックし、[OK]をクリックします。
このオプションを指定すると、MSCS は Arcserve Backup サービスを自動的に再起動したり、フェールオーバ プロセスを開始したりしません。
注:すべての Arcserve Backup サービスは Arcserve HA リソースにより制御されます。ただし、テープ エンジン サービスおよび ASDB サービスは、別のリソースによっても制御されます。以下のテーブルを参照し、各 Arcserve Backup サービス用に変更する必要があるリソースを特定します。該当する各リソースについて、[拡張]タブで[再起動しない]を選択する必要があります。
サービス名 |
制御リソース |
テープ エンジン |
Arcserve HA Arcserve レジストリ |
ASDB(SQL2008 Express のみ) |
Arcserve ASDB Arcserve HA Arcserve レジストリ |
その他(DB エンジン、ジョブ エンジンなど) |
Arcserve HA |
Copyright © 2017 |
|