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このリリースにアップグレードした後 Arcserve Backup にログインできない

Windows プラットフォームで有効

症状

Arcserve Backup のこのリリースにアップグレードしても、ユーザ プロファイルはマイグレートされません。その結果、ユーザは Arcserve Backup マネージャおよびドメインにログインできなくなります。

解決方法

この問題は、Arcserve Backup r15 など、Arcserve Backup の以前のリリースからアップグレードする場合にのみ発生します。問題が発生するのは、以下のいずれか、あるいは両方の条件がそろった場合です。

このような条件の下では、以前のリリースで追加されたユーザ アカウントは、このリリースの Arcserve Backup へのアップグレード時にマイグレートされないことになります。この問題を解決するには、ca_auth コマンド(新しい IP アドレスに基づく)を使用してバックアップ サーバ上の同等の権限を再作成し、それからユーザ アカウントを更新する必要があります。

この手順を完了するには、以下を実行します。

  1. Arcserve Backup サーバからコマンド ライン ウィンドウを開きます。
  2. 以下の構文を使用して ca_auth を実行します。
    ca_auth -equiv add <domainnameA\NT user(administrator)> <hostnameA> caroot caroot <passwordofcaroot>
    

    同等の権限が作成されます。

  3. 各ユーザ アカウントに対して以下のコマンドを実行します。
    caauthd.exe -setupuser
    cadiscovd.exe -m
    

    ユーザ アカウント情報が更新されます。

注:コマンドライン ユーティリテイは Arcserve Backup インストール ディレクトリのルートに保存されています。例:

C:\Program Files\CA\ARCserve Backup\caauthd.exe