現在の環境を保護するために、同じドメイン内に存在する複数のバックアップ サーバとクラスタ対応環境の高可用性が必要な場合、プライマリ サーバおよびメンバ サーバのインストール オプションを使用して Arcserve Backup をクラスタ対応環境にインストールすることをお勧めします。このアーキテクチャによって、Arcserve Backup 環境を一元管理し、クラスタ対応環境の高可用性機能を維持できます。
プライマリ サーバは、それ自身および 1 つまたは複数のメンバ サーバを制御します。プライマリ サーバから、プライマリ サーバとメンバ サーバ上で実行されるのバックアップやリストアなどのジョブを管理および監視することができるようになります。プライマリ サーバおよびメンバ サーバを使用すると、Arcserve Backup ドメイン内の複数のサーバを一元管理できるようになります。この環境では、マネージャ コンソールを使用してプライマリ サーバを管理できます。
注:Microsoft SQL Server 2014 SP1 Express Edition は、リモート通信をサポートしていません。Microsoft SQL Server 2014 SP1 Express Edition を使用して Arcserve Backup をインストールする場合は、インストール ウィザードによって、プライマリ サーバ上にデータベース アプリケーションおよび Arcserve データベース インスタンスがインストールされます。リモート システム上で Arcserve データベース インスタンスをホストするには、Microsoft SQL Server を使用する必要があります。
一元管理されたクラスタ対応環境のアーキテクチャを以下の図に示します。この環境は、1 つのプライマリ サーバおよび 1 つまたは複数のメンバ サーバで構成されます。Arcserve データベースは Microsoft SQL Server 2008 Express Edition によってホストされ、データベース インスタンスはプライマリ サーバ上に存在しています。
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