Arcserve Backup をアップグレードする前に、以下の前提条件タスクを完了します。
Arcserve Backup のアップグレードに必要なライセンスがあることを確認します。
Arcserve Backup をアップグレードするコンピュータのシステム要件に関する記述を Readme ファイルで確認します。
現在のインストールを本リリースにアップグレードできるかどうかを判断します。現在のインストールがアップグレードをサポートしていない場合、Arcserve をアンインストールしたうえで本リリースをインストールする必要があります。詳細については、「サポート対象のアップグレード」および「後方互換性」を参照してください。
注:Arcserve Backup のすべてのエージェントに対してサポートされているプラットフォームの説明については、Readme ファイルを参照してください。
Arcserve Backup データベースをホストするアプリケーションを決めます。以下のアーキテクチャ上の条件を考慮します。
Arcserve Backup は、Microsoft SQL Server データベースから Microsoft SQL Server 2014 SP1 Express データベースへデータをマイグレートできません。そのため、現在 Arcserve データベースとして Microsoft SQL Server を実行している場合は、Arcserve Backup データベースとして Microsoft SQL Server を指定する必要があります。
注:Arcserve データベースの要件に関する詳細は、「データベースの要件」を参照してください。
必要な Arcserve Backup サーバのタイプを決めます。インストール ウィザードによって、現在の構成が検出および分析されます。次に、現在のインストールに基づき、ウィザードはアップグレード対象の Arcserve Backup サーバのタイプとインストールする必要があるエージェントとオプションを判別します。
将来、現在の環境に Arcserve Backup サーバを追加する場合、以下のサーバ インストールのタイプを考察してください。
一元管理機能を有効にするには、Arcserve Backup および Central Management Option をインストールしてライセンスを登録する必要があります。
注:様々な種類の Arcserve サーバ インストールに関する詳細については、「Arcserve Backup サーバ インストールのタイプ」を参照してください。
アップグレード プロセスを開始する前に、ライブラリなどのすべてのデバイスが Arcserve Backup サーバに接続されていることを確認します。アップグレードの完了後に初めてテープ エンジンを起動すると、接続されたデバイスが Arcserve Backup によって自動的に検出および設定されるので、手動による設定は必要ありません。
アップグレード プロセスを開始する前に、すべてのジョブが停止していることを確認します。Arcserve Backup は、[レディ]状態のすべてのジョブを検出して、[ホールド]状態にします。実行中のプロセスがある場合、Arcserve Backup はメッセージを表示し、実行中のすべてのジョブが完了するまでアップグレード プロセスは一時停止します。
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