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Arcserve Backup のアップグレードの前提条件タスクの完了方法

Arcserve Backup をアップグレードする前に、以下の前提条件タスクを完了します。

ライセンス登録

Arcserve Backup のアップグレードに必要なライセンスがあることを確認します。

システム要件

Arcserve Backup をアップグレードするコンピュータのシステム要件に関する記述を Readme ファイルで確認します。

アップグレードの要件

現在のインストールを本リリースにアップグレードできるかどうかを判断します。現在のインストールがアップグレードをサポートしていない場合、Arcserve をアンインストールしたうえで本リリースをインストールする必要があります。詳細については、「サポート対象のアップグレード」および「後方互換性」を参照してください。

注:Arcserve Backup のすべてのエージェントに対してサポートされているプラットフォームの説明については、Readme ファイルを参照してください。

Arcserve Backup データベース

Arcserve Backup データベースをホストするアプリケーションを決めます。以下のアーキテクチャ上の条件を考慮します。

注:Arcserve データベースの要件に関する詳細は、「データベースの要件」を参照してください。

Arcserve Backup サーバ タイプ

必要な Arcserve Backup サーバのタイプを決めます。インストール ウィザードによって、現在の構成が検出および分析されます。次に、現在のインストールに基づき、ウィザードはアップグレード対象の Arcserve Backup サーバのタイプとインストールする必要があるエージェントとオプションを判別します。

将来、現在の環境に Arcserve Backup サーバを追加する場合、以下のサーバ インストールのタイプを考察してください。

接続デバイス

アップグレード プロセスを開始する前に、ライブラリなどのすべてのデバイスが Arcserve Backup サーバに接続されていることを確認します。アップグレードの完了後に初めてテープ エンジンを起動すると、接続されたデバイスが Arcserve Backup によって自動的に検出および設定されるので、手動による設定は必要ありません。

進行中のジョブ

アップグレード プロセスを開始する前に、すべてのジョブが停止していることを確認します。Arcserve Backup は、[レディ]状態のすべてのジョブを検出して、[ホールド]状態にします。実行中のプロセスがある場合、Arcserve Backup はメッセージを表示し、実行中のすべてのジョブが完了するまでアップグレード プロセスは一時停止します。