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ポート設定ファイルの変更

ここでは、環境内での通信に Arcserve Backup が使用するプロトコルおよびポートの設定方法を説明します。

ポート設定ファイルの変更方法

  1. メモ帳などのテキスト エディタを使用して、PortsConfig.cfg を開きます。ファイルには、以下のディレクトリからアクセスできます。
    (インストール ドライブ): \Program Files\CA\SharedComponents\ARCserve Backup
    
  2. 以下のフォーマットを使用して、1 行以上のコードを追加します。
    ServiceName(%s)    PortRange_1;PortRange_2;...;PortRange_n    [HostName(%s)]  [IPAddress(%s)]
    
  3. PortsConfig.cfg を閉じて、変更を保存します。
  4. Portsconfig.cfg ファイルの変更後、変更の影響を受けるすべてのサービスを再起動します。すべての Arcserve Backup サービスは、cstop と cstart を実行することによってサービスを停止または開始できます。

後方互換性のサポートのため、Arcserve Backup データベース エージェントに対応するキーが、PortsConfig.cfg ファイルのコメント セクションの下に書き込まれています。影響を受けるデータベース エージェントは、テープ エンジン(tapeengine)、ジョブ エンジン(jobengine)、およびデータベース エンジン(databaseengine)です。これらの Arcserve Backup データベース エージェントは、古いポートを使用してジョブを Arcserve Backup キューに送信します。ネットワークに古いポートを使用する古いエージェントがない場合、PortsConfig.cfg ファイルからこれらの行を削除してもかまいません。ただし、システム ポートを使用する通信を有効にするには、それぞれの Arcserve Backup データベース エージェントのサービスを開始する必要があります。

注:Microsoft Windowsシステム サービス ポートの要件については、Microsoftのサポート サイトをご覧ください。