惨事から復旧するには、以下の手順に従います。最初の2つの手順は、Dell Server Assistant version 7.5 CDでのセットアップ処理です。残りの手順はWindows XP ASRの処理です。
- Dell Server Assistant version 7.5 CDを使用して、クライアント コンピュータ(Dell PowerEdge 1600SC)を起動します。
Note:ハードウェアRAID設定を再作成するには、Dellのガイドラインに従います。
- Windows XP Professional CD-ROMを使用してクライアント コンピュータを起動し、画面に表示される指示に従ってWindows ASR 処理を開始します。惨事復旧の詳細については、「Windows Server 2003 および Windows XP における惨事復旧方式」のセクションを参照してください。
- デバイス ドライバのフロッピー ディスクを使用して必要な SCSI ドライバまたは RAID ドライバを追加するには、F6 キーを押します。
- 画面の指示に従ってF2キーを押し、Windows ASR処理を開始します。
Windows ASR ディスクを挿入するように求められます。
- Windows ASR ディスクを要求されたら、Arcserve Backup Machine Specific Disk を挿入して、Enter キーを押します。
Windowsオペレーティング システムが一時的にロードされます。前の手順4でF6キーを押して有効にした必要なSCSIドライバとRAIDドライバもこれに含まれます。
- ASR処理により、ハードウェア ドライバをインストールするためのフロッピー ディスクの挿入を促すメッセージが表示されます。このシナリオでは、ディスクを挿入してPERC 4/SCシングル チャネルU320 RAIDコントローラのドライバをロードします。
- ドライバがロードされたら、Machine Specific Disk を再度挿入します。このオプションは、元のシステム ディスクの設定をMachine Specific Diskから読み込みます。
- ASR 処理によって、使用可能なディスクの環境設定が評価されます。
ASR でディスク パーティションを再作成するように要求された場合は、復旧処理画面が表示されます。
- Cキーを押してディスクのパーティションを再作成するか、F3キーを押して終了します。ディスク パーティションが再作成されない場合、この画面は表示されません。
Windows ASRのテキスト セットアップ モードが終了し、マシンが再起動します。
Note: You may be prompted to insert the CADRIF disk.これはMachine Specific Diskのことを指します。
Windows のインストール ダイアログ ボックスが表示されます。
- ASR 処理のインストール タスクを実行できます。
ASR 処理の途中で、[Machine Specific Disk]と[CD-ROM]が要求されます。該当のメディアを挿入して、表示されるダイアログ ボックスで[OK]ボタンをクリックします。Disaster Recovery ウィザードが表示されます。
- Disaster Recovery ウィザードの手順に従います。
Disaster Recovery ウィザードでは、Arcserve Backup ファイルおよびサービスをインストールし、ネットワーク上の Arcserve Backup バックアップ サーバに接続します。
- Disaster Recoveryウィザードの指示に従って、データのリストアを開始します。
- リストアが完了したらマシンを再起動します。マシンは最後にフル バックアップした状態に復旧されます。