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部分共有ディスク設定のクラスタの復旧
あるノードがいくつかのディスクを所有し、別のノードが他のディスクを所有している(部分共有ディスク設定)環境では、共有ディスクと個々のノードの間に一意の関係があります。この場合にクラスタの惨事復旧処理を実行する際は、クラスタ惨事復旧要件を手元に置いておくと便利です。
復旧処理は以下の手順で行う必要があります。
- まずいくつかの共有ディスクを持つ1つのノードを、このノードが所有していないその他の共有ディスクから切断されている状態で復旧します。
- いくつかの共有ディスクを持つ別のノードを復旧します。このノードに属していない共有ディスクはすべて切断されている必要があります。
- 共有ディスク リソースを持つすべてのノードが復旧されるまで、この処理を繰り返します。
上記の処理を行った後に、共有ディスク リソースを持たないノードを復旧します。
部分共有ディスク設定のクラスタを復旧する方法
- 共有ディスク リソースの一部を持つノードを復旧するには、以下の手順に従います。
- すべてのノードのクラスタ サービスを停止します。
- バックアップ中にこのノードが所有していなかった共有ディスクを切断します。このノードが所有していない共有ディスクを識別するには、クラスタ惨事復旧チェックリストとdumpcfg.txtを参照してください。
- Disaster Recovery Optionの手順に従ってノードを復旧します。
- 共有ディスク リソースを持つノードがすべて復旧されるまで、上記の手順を繰り返します。
- 共有ディスク リソースを持たないノードを復旧します。Disaster Recovery Optionの手順に従ってノードを復旧します。
- 以下の順序ですべてのノードを再起動します。
- 共有ディスク リソースを持つノードをすべて再起動します。
- 共有ディスク リソースを持たないノードをすべて再起動します。
クラスタが復旧されます。
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