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フル バックアップ
データベースのフル バックアップは、バックアップ コマンドを実行した時点のデータベース全体のコピーを作成します。これには最後のバックアップからデータが変更されているかどうかに関係なく、すべてのスキーマ データ、ユーザ データ、ファイルとファイル グループ、およびトランザクション ログの一部が含まれます。ただし、トランザクション ログのバックアップをこれとは別に定期的に実行することが重要です。ログ ファイル全体を取得し、ログが大きくなりすぎる前にログを切り捨てることができます。
フル バックアップは、[エージェント オプション]の[バックアップ方式]、[グローバル エージェント オプション]、またはジョブ スケジューラの[ローテーション オプション]から選択できます。
[エージェント オプション]ダイアログで、[バックアップ方式]に[フル]を選択した場合は、[データベース サブセット]オプションを設定し、バックアップ ジョブをきめ細かく制御できます。例:
- [フル]バックアップ方式を選択し、[データベース サブセット]の[データベース全体]を組み合わせることで、すべてのスキーマ、データ、ファイルとファイル グループを、データが変更されているかどうかに関係なくバックアップできます。
- [フル]バックアップ方式を選択し、[データベース サブセット]の[ファイルとファイル グループ]を組み合わせることで、特定のファイル グループ内のすべてのファイルをまとめてバックアップできるほか、特定のデータ ファイルを隔離できます。ファイル グループを使用して読み取り/書き込み可能ファイルから読み取り専用ファイルを分離する場合、これが読み取り専用ファイル グループをバックアップする頻度を制限する 1 つの方法です。
- [フル]バックアップ方式を選択し、[データベース サブセット]の[データベースの一部]を組み合わせることで、データが変更されているかどうかに関係なく、すべての読み取り/書き込みファイル グループ(プライマリ ファイル グループを含む)のすべてのファイルをバックアップできます。
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