以下に、Arcserve Backup および Agent for Microsoft SQL Server の一般的な注意事項を説明します。
ただし、大規模なリモートの SQL Server データベースをリストアする場合、特に SQL データ ファイルの作成が含まれる場合(別の SQL Server にリストアするときなど)、Agent for Microsoft SQL は応答に時間がかかります。これは SQL Server によるファイル作成に時間がかかり、この処理が完了するのを待たなければ Agent for Microsoft SQL は応答できないためです。
デフォルトのタイムアウト値は、1200 秒(20 分)に設定されています。大規模なデータ ファイルを含む SQL Server データベースをリストアするときは、この値を大きくする必要があります。たとえば、60 GB の SQL Server データベースの場合、値を 7200 秒(120 分)程度に設定する必要があります。通常は、デフォルト値(1200)でほとんどのデータベースのリストアやネットワーク エラーに対応できます。ただし、大規模な SQL Server データベースのリストア処理中にネットワークのタイムアウト エラーが発生する場合は、タイムアウト値を大きくする必要があります。リストアが完了した後、この値を再度 1200 に設定します。
SendTimeOut および ReceiveTimeOut キーは、Arcserve Backup サーバ マシンの以下の場所にあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\Base\Task\Remote
注:この設定は、Universal Agent サービスのもとで動作するすべてのエージェントに適用されます。
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