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クラスタ対応インストールおよびアップグレードの確認方法

このセクションでは、MSCS および NEC CLUSTERPRO クラスタ対応環境への Arcserve Backup インストールおよびアップグレードの確認方法について説明します。

クラスタ対応インストールおよびアップグレードの確認方法

  1. インストールまたはアップグレード処理中にエラーが発生していないことを確認します。
  2. Arcserve Backup サービスを適切に開始するには、cstop スクリプトを実行してすべての Arcserve Backup サービスを停止し、その後に cstart スクリプトを実行してすべての Arcserve Backup サービスを再開してください。

    注:cstop および cstart のバッチ ファイルは、Arcserve Backup サーバの Arcserve Backup インストール ディレクトリに格納されています。cstop スクリプトと cstart スクリプトの使用法の詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。

  3. スタンドアロン サーバ上で Arcserve Backup マネージャ コンソールを開きます。

    注:このときは、クラスタ ノードにログインしないでください。

  4. スタンドアロン システムのマネージャ コンソールから、新しくインストールまたはアップグレードしたシステムに仮想名を使用してログインします。
  5. 新しいシステムに正常にログインできる場合は、Arcserve クラスタ グループを別のノードに移動します。すべての Arcserve サービスが正常に起動したことを確認します。
  6. Arcserve クラスタ グループを移動した後で、マネージャ コンソールに移動できることを確認します。バックアップ マネージャ、リストア マネージャ、ジョブ ステータス マネージャなどを開いてみて確認します。

    注:クラスタ グループを移動している間、マネージャ コンソールが応答を断続的に停止することがあります。

  7. サーバ管理を開きます。プライマリ サーバがすべてのメンバ サーバを検出することを確認します。
  8. デバイス マネージャを表示します。使用しているデバイスを Arcserve Backup が検出することを確認します。
  9. ジョブ ステータス マネージャを表示します。すべてのデータが古いインストールから新しいプライマリ サーバにマイグレートされたことを確認します。Arcserve Backup はジョブに関する情報、ログおよびユーザ情報を古いサーバから新しいプライマリ サーバへマイグレートします。
  10. 単純バックアップ ジョブをメンバ サーバ上でサブミットします。