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Windows アクセス コントロール リストの作成

アクセス コントロール リスト(ACL)を生成することで、Windowsクライアント エージェント オブジェクト上でバックアップを実行する権限を持つサーバを制限できます。この機能は、バックアップ マネージャおよびBackup Agent管理で定義できます。アクセス コントロール リストを作成し、そのタイプを定義することにより、データ バックアップとリストアの処理を、特定のクライアント エージェントについて特定のグループの Arcserve Backup サーバのみで実行するように制限できます。ACL の種類は以下のとおりです。

ACL を使用しない

リストを指定しません。これはデフォルト設定です。

対象サーバ リスト

バックアップおよびリストア オプションのために、クライアント エージェント マシンへのアクセスが許可されているサーバのリスト。

除外サーバ リスト

バックアップおよびリストアの処理のために、クライアント エージェント マシンへのアクセスが許可されていないサーバのリスト。ネットワーク上の他のサーバはすべて、クライアント オブジェクトにアクセスできます。

Windows アクセス コントロール リストを作成する方法

  1. [Backup Agent管理]ウィンドウを開きます。
  2. [オプション]メニューから[アクセス コントロール リスト]を選択します。

    Backup Agent 管理の[アクセス コントロール リスト]ダイアログ ボックス

  3. デフォルトの設定では ACL を使用しないので、[アクセス コントロール リスト]ダイアログ ボックスが表示されると、[すべてのサーバが、バックアップ/リストアでエージェントを使用できる]オプションがオンになっています。ACL を作成するには、以下のオプションのいずれかを選択します。
  4. [追加]ボタンをクリックして、必要な数のクライアント エージェントの名前をアクセス コントロール リストに追加します。クライアント エージェントを追加する名前として IP アドレスを指定しないでください。
  5. クライアント エージェントをリストから削除する場合、クライアント ノードごとに[削除]をクリックします。
  6. クライアント エージェントの名前の追加または削除が終了したら、[OK]ボタンをクリックします。