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Microsoft SQL Server 2000、2005、2008、2012、または 2014 の Enterprise、Data Center、または Developer Edition を使用した破損ページのオンライン リストアの実行
Microsoft SQL Server 2000、2005、2008、2012、2014 には、データベース内のデータが破損している場合にそれを検出し、データ ページ レベルで破損を隔離する機能があります。いずれかの時点で、既知の破損したページの最新リストが、システム データベース [msdb] の [suspect_pages] テーブルの中で見つかります。SQL 2005 では、破損ページの検出および隔離に加えて、破損したデータ ページのみが上書きされるリストアを実行する機能も導入されました。これにより、わずかに破損したデータベースを素早く稼動状態に戻すことができます。
注:この手順を開始する前に、データベースをオフラインにしないでください。
次の手順に従ってください:
- データベースが単純復旧モデルを使用している場合は、完全復旧モデルに変更します。
- (オプション)すでにレポートされているもの以外に破損したページがある場合にそれを特定するために、データベース上でデータベースの整合性チェック(DBCC CheckDB)を実行します。これは、手順 4 の一部として実行できます。
- データベースのオンラインの破損ページ修正のリストアを、以下の手順で実行します。
- リストア マネージャを開きます。
- [ソース]タブで、[ツリー単位]ビューを使用してデータベースの検出および選択を行います。
- [エージェント オプション]を開きます。
- [自動選択]が選択されていることを確認します。
- サブセットとして、[破損ページの修正 - オンライン]を選択します。
- [回復完了状態]で、[データベースを操作可能な状態にする]を選択します。
- (オプション)リストア前にデータベースの整合性チェックを選択し、他に破損したページがないかを特定できます。(DBCC ではデータベースがオンラインである必要があるので、リストア前に DBCC ができるのはこのリストア タイプのみであることに注意してください。)
- (オプション)リストア後にデータベースの整合性チェックを選択できます。
- [OK]をクリックします。
- [デスティネーション]タブで、[元の場所へリストア]を選択していない場合は選択します。
- リストアを開始します。
- 破損したページを含むテーブルを照会します。
- トランザクション ログ バックアップをデフォルト オプションで実行します。
- [自動選択]を選択せず、[回復完了状態]を[データベースは操作可能状態]に設定して、この最新のトランザクション ログ バックアップのリストアを実行します。
- 復旧モデルを手順 1 で変更した場合は、単純復旧モデルに変更します。
- データベースの使用を再開します。
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