バックアップの基礎

Arcserve Backup を使用すると、同時にすべてのクライアントをバックアップすることも、ローカル ホストのみをバックアップすることも、またバックアップするホストを選択することもできます。

注:バックアップするサーバに存在するオブジェクトを選択する場合は、そのサーバがクライアント データベースに入力されている必要があります。Arcserve Backup が稼働しているホスト サーバからクライアントを追加したり、他のサーバをバックアップできるようにするために、Arcserve Backup を起動する必要があります。

バックアップ マネージャを使用して、以下の操作を行うことができます。

グローバル ソース オプション対ローカル ソース オプション

Arcserve Backup は、バックアップ オプションをローカル ソース オブジェクト(ボリュームまたはノードなど)に適用すること、バックアップ ジョブ全体に対して適用すること、または同時に両方に適用することができます。オプションがソースに対してローカルで適用された場合、オプションはオブジェクトの[ソース]タブからアクセスされます。オプションがグローバルに適用された場合、バックアップ マネージャの最初に表示される[グローバル オプション]ボタンからアクセスされます。

最適なバックアップ スキーマの選択

Arcserve Backup provides three backup schemes to choose from:カスタム、ローテーション、および GFS ローテーションの 3 種類があります。正しいバックアップ スキーマを選択するために以下のテーブルを参照してください。

注:All scheduled times for Arcserve Backup jobs are based upon the time zone where the Arcserve Backup server is located.エージェント マシンが Arcserve Backup サーバとは異なるタイム ゾーンにある場合、ジョブを実行する現地時間を計算する必要があります。

セッションの最大数

Arcserve Backup は、テープ 1 本に 20,000 までのセッションをバックアップでき、一連のスパン テープに 101 までのシーケンスをバックアップできます。バックアップを計画する際にはこれらの制限を把握しておいてください。セッションが小さいと、すぐに 20000 セッションに到達してしまうことがあります。バックアップの対象となるデータが大量にあると、各テープの容量次第ではすぐに 101 シーケンスを超えてしまうこともあります。[上書き - 同名のメディア、ブランク メディアのみ]オプションまたは[上書き - 同名のメディア、ブランク メディア、その他のメディア]オプションを選択しておけば、シーケンス番号が最大値の制限に達したとき、テープへのデータの追加が停止され、新しいテープ セットが開始されます。

ファイル システム デバイス(FSD)の場合は、1 つの FSD に最大 4,294,967,295 セッションまでバックアップできます。

65,535 を超えるセッションを含む FSD に、古いバージョンの Arcserve Backup データベース エージェントやアプリケーション エージェントをバックアップすると、ジョブが失敗する可能性があります。したがって、このようなデバイスでのジョブの失敗を回避するためには、古いバージョンの Arcserve Backup データベース エージェントや Arcserve Backup アプリケーション エージェントを本リリースにアップグレードする必要があります。

詳細情報:

ネットワーク ベースのバックアップ

バックアップ ジョブの環境設定

バックアップ方式

Windows マシンのバックアップ

Windows レジストリとシステム状態のバックアップ

メディアの上書き/追加ルール

バックアップ ジョブへのパスワードの指定

メディア上のデータの検証

ジョブの前/後に実行するコマンドの指定