[ツリー単位]オプション

[ツリー単位]表示では、特定のディレクトリまたはドライブをリストアできます。Arcserve Backup でバックアップされたファイルとディレクトリのマシン ツリーが表示されます。

この方式では、表示されているバックアップしたディレクトリおよびファイルから、特定のディレクトリまたはドライブをリストアします。必要なデータがどのメディアに入っているかわからないが、どのマシンからそのデータがバックアップされたかがわかっている場合は、この方法を使用します。

[ツリー単位]では、バックアップの最後のインスタンスのみが表示されます。他のすべてのインスタンスを表示およびアクセスするには、リストアするオブジェクトを選択し、[復旧ポイント]ドロップダウン リストをクリックして日付とセッションを選択します。同じドライブの部分バックアップが複数回行われた場合、[ツリー単位]では、最後のバックアップのみが表示されます。ただし、ドライブのフル ボリューム バックアップがある場合は、最後の部分バックアップではなく、最後のフル バックアップが表示されます。

例:[ツリー単位]オプション

  1. ドライブD:\のD:\TempとD:\Documentsの2つのディレクトリは、週単位でバックアップされます。D:\Temp と D:\Documents は両方とも、 4 月 21 日と 4 月 28 日にバックアップされました。ドライブ D:\ のフル バックアップは 4 月 1 日に実行されました。
  2. リストア マネージャは、4 月 1 日に実行されたドライブ D:\ のフル バックアップに関連するインスタンスを表示します。
  3. 「D:/Documents」に保存されている 4 月 28 日のインスタンスをリストアするには、[ツリー単位]ビューで「D:/Documents」ディレクトリを選択し、最初の[復旧ポイント]ドロップダウン コントロールをクリックして、復旧ポイント日として 4 月 28 日を選択します。2 番目の[復旧ポイント]ドロップダウン コントロールをクリックして利用可能なセッションをすべて表示させ、適切なセッションを選択します。

ツリー単位のリストア表示では、Arcserve Backup データベースが使用されるため、データベース エンジンが停止している場合は、このリストア方法は機能しません。

詳細情報:

データのリストア方式

[メディア単位でリストア]オプション

Restore by Image View Option

[照会単位]オプション

[セッション単位]オプション

ツリー単位