ca_restore コマンド ライン ユーティリティでは、ソース情報を表示するさまざまな方法が提供されます。どの方法を使用するかは、リストアの対象となるファイルと使用する必要のあるメディアについて把握している情報に依存します。
-source [-group] [-filter]
-source -tape -session [-group] [-tapesession] [-filter]
-tape -session [-group] [-tapesessionpw] [-filter]
ca_restore コマンド ライン ユーティリティでは、以下のソース引数がサポートされています。
ca_restore
-source [<hostname> [<hostIP>]]<filelist> -tape <tapename> [<tapeID>] -session <session no> -group <groupname> -tapesessionpw <password/encryption key>
リストアするファイルまたはディレクトリを指定します。
-source スイッチを、-tape および -session の指定なしで単独で使用した場合、ツリーの表示単位のリストアとして処理され、リストアされるファイルのバージョンは Arcserve Backup によって決定されます。
たとえば、異なるセッションやテープに複数回バックアップされているファイルを、テープまたはセッションを指定しないでリストアすると、Arcserve Backup によって最新のバックアップが検索されてリストアされます。
例:
</myfiles> の最新のバックアップをリストアするには、以下を使用します。
ca_restore -source /myfiles
テープ MYTAPE のセッション 24 にバックアップされた /myfiles をリストアするには、以下を使用します。
ca_restore -source /myfiles -tape MYTAPE -session 24
リストア ジョブに使用するテープを指定します。テープ ID は省略可能です。テープ ID は、同じ名前のテープが複数存在するときに使用します。
-tape スイッチを -source スイッチと共に使用した場合、処理はセッションの表示単位のリストアとして扱われ、Arcserve Backup データベースがリストアに使用されます。リストア用に指定されたファイルおよびテープに関するレコードがデータベースに保管されているかどうかがチェックされます。保管されていない場合、指定した情報が実際にすべて正しくても、リストア ジョブはサブミットされません。このテープおよびセッションは、リストア ジョブがサブミットされる前に Arcserve Backup データベースにマージする必要があります。
-tape スイッチを -source スイッチと共に使用しなかった場合、処理はメディアの表示単位のリストアとして処理され、Arcserve Backup データベースは使用されません。指定したテープ名またはセッション番号が間違っている場合、リストア ジョブは実行時に失敗します。
-tape スイッチは、-session スイッチと共に使用する必要があります。
リストア ジョブに使用するテープ セッション番号を指定します。
このスイッチは -tape スイッチと共に使用する必要があります。
リストア ジョブに使用するテープ グループを指定します。
テープからデータをリストアするために必要なセッション パスワードまたは暗号化キーを指定します。この作業は、バックアップ ジョブの実行中にセッション パスワードまたは暗号化キーが適用された場合にのみ必要になります。
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