caadvreports コマンドには、詳細レポートの生成と Arcserve Backup Alert マネージャを使用したアラートの送信に関する多数のオプションが用意されています。
caadvreports コマンドでは、以下のオプションがサポートされています。
生成するレポートのタイプを指定します。このパラメータはすべてのレポートで必要です。
値 <n> によって、生成されるレポートのタイプが決まります。
以下のリストに、値 <n> と生成されるレポートの対応を示します。
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 <n>  | 
 レポート名  | 
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 1  | 
 バックアップ試行成功率:サマリ  | 
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 2  | 
 バックアップ試行成功率  | 
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 3  | 
 リストア試行成功率  | 
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 4  | 
 ドライブ スループット  | 
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 5  | 
 バックアップ エラー  | 
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 6  | 
 失敗したバックアップ試行  | 
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 7  | 
 連続して失敗したバックアップ試行  | 
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 8  | 
 部分バックアップ  | 
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 9  | 
 フル バックアップ期間  | 
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 10  | 
 前回のバックアップ ステータス レポート  | 
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 11  | 
 ボールト レポート  | 
注:各レポートの詳細については、「caadvreports - レポート」を参照してください。
生成されるレポートの保存先ファイルのフル パスを指定します。これは、すべてのレポートで必要なパラメータです。
「-AutoName」を使用した場合は、このスイッチは不要です。
レポート期間の開始日時を指定します。時刻パラメータ「hh:mm:ss」はオプションです。時刻を指定しなかった場合は、「00:00:00」(12:00 AM)であるとみなされます。時刻を指定する場合は、24 時間形式で指定する必要があります。
注:"-PastDays <n>" スイッチを含める場合、このスイッチは不要です。
レポート期間の終了日時を指定します。時刻パラメータ「hh:mm:ss」はオプションです。時刻を指定しなかった場合は、「11:59:00」(11:59 PM)であるとみなされます。時刻を指定する場合は、24 時間形式で指定する必要があります。
注:"-PastDays <n>" スイッチを含める場合、このスイッチは不要です。
レポートを実行するリモート サーバを指定します。通常、レポートは、プライマリ サーバで実行されます。このスイッチは、リモート メンバ サーバでレポートを実行する場合に含めます。
ジョブ詳細の文字列テキストを指定します。ジョブ詳細が文字列テキストに一致する特定のジョブのみを含めるよう出力を制限するために、いくつかのレポートで使用します。
レポートを XML 形式で生成する場合に指定します。生成された XML レポートは、提供された .xsl レスポンス ファイルと組み合わせて、HTML レポートの生成に使用できます。
これは、このオプションを上書きする他のオプションを指定しなかった場合のデフォルト オプションであり、-CSV パラメータと組み合わせることはできません。
CSV 形式でレポートを生成する場合に指定します。
レポートのフィルタリングに使用されるパーセント値を指定します。
レポート出力を先頭の「n」個のみに制限する場合に指定します。
シリアル番号が指定したシリアル文字列パターンと一致するドライブのみに、レポート出力を制限する場合に指定します。シリアル番号は、ドライブ スループット レポートでデバイス シリアル番号と比較されます。
レポートを生成対象期間として、現在時刻までの日数を指定します。このスイッチは、固定期間のレポートを生成するために ‑StartDate および ‑EndDate スイッチの代わりに使用できます。
たとえば、週次レポートを生成する場合は、「n」の値に 7 を設定します。これにより、過去 7 日間のレポートが生成されます。
出力レポート名を自動生成する場合に指定します。自動生成されるファイル名は、レポート名と実行日時を組み合わせることにより作成されます。
レポート完了時にアラート メッセージが送信されます。アラート メッセージは、Alert マネージャで "Arcserve" 環境設定の下に設定する必要があります。
ボールト レポートで使用して、レポートの生成前にボールト サイクルが自動実行されるようにします。
重要:このスイッチを使用する場合は、このレポートが生成される日のレポート前後に、ボールト サイクルを手動で実行しないでください。
caadvreports - 詳細レポート ジェネレータ コマンド
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