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DumpDB ユーティリティ

DumpDB ユーティリティは、セッション パスワードを Arcserve Backup データベースにインポートまたはデータベースからエクスポートするために使用します。DumpDB ユーティリティは、セッション パスワードのみをダンプし、セッションに関する他の情報はエクスポートしません。DumpDB ユーティリティを定期的に実行すると、セッション パスワード情報をデータベースにインポートできます。

重要:データベースがパージまたは廃棄された後にこのユーティリティを実行した場合、セッション パスワードはエクスポートされません。そのため、このユーティリティはデータベースをパージまたは廃棄する前に実行してください。

構文
DumpDB.exe -ExportTo <filename> [-from startTime] [-to endTime] [-password <password>]
DumpDB.exe -ImportFrom <filename> [-password <password>]
DumpDB.exe -as [[-domain\]primary -exportTo [filename] [-from startTime] [-to endTime] [-password <password>]]
DumpDB.exe -as [[-domain\]primary -importFrom [filename] [-password <password>]] 
-as

Arcserve Backup データベースにある、ローカル Arcserve Backup サーバによって使用されるドメインを一覧を表示して閉じます。

重要:DumpDB -as 引数を指定すると、ユーティリティを実行する Arcserve Backup サーバに関連付けられている Arcserve Backup データベースのみを分析できます。それ以外の Arcserve Backup データベースのデータは分析されません。

-as primary

プライマリ サーバ名を指定した場合、DumpDB は Arcserve Backup データベースを検索して以下のとおり応答します。

  • DumpDB が Arcserve Backup データベース内でサーバ名を検出しなかった場合、DumpDB は閉じます。
  • DumpDB が Arcserve Backup データベース内でサーバ名のレコードを 1 つ検出した場合、DumpDB は実行を完了します。
  • DumpDB が Arcserve Backup データベース内でサーバ名のレコードを複数検出した場合、DumpDB は警告を表示して閉じます。

注:この引数は -exportTo および -importFrom と一緒に使用する必要があります。

-as domain\primary

プライマリ サーバ名とドメイン名を指定した場合、DumpDB は Arcserve Backup データベースを検索し、以下のとおり応答します。

  • DumpDB が Arcserve Backup データベース内でサーバ名およびドメイン名を検出しなかった場合、DumpDB は閉じます。
  • DumpDB が Arcserve Backup データベース内でサーバ名およびドメイン名のレコードを 1 つ検出した場合、DumpDB は実行を完了します。
  • DumpDB が Arcserve Backup データベース内でサーバ名およびドメイン名のレコードを複数検出した場合、DumpDB は警告を表示して閉じます。

注:この引数は -exportTo および -importFrom と一緒に使用する必要があります。

-ExportTo

データベースに格納されているセッション パスワードを指定されたターゲット ファイルにエクスポートします。

-password

このスイッチを指定し、エクスポート中にパスワードを指定した場合、出力ファイルはこのパスワードによって暗号化されます。

-ImportFrom

指定されたファイルに保存されているセッション パスワードをデータベースにインポートします。

-password

エクスポート中にパスワードを指定した場合、インポート中にそのパスワードを入力する必要があります。そのようにしない場合、インポート処理は失敗します。

日時の形式

DumpDB ユーティリティの実行スケジュールを指定するための日時形式は、カレンダー期間または過去の日数として指定できます。

例:構文

以下に、DumpDB ユーティリティの構文の例を示します。