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pfc - プレフライト チェックリスト ユーティリティ コマンド

プレフライト チェックリスト ユーティリティ コマンド(pfc)を使用して、Arcserve Backup サーバおよびエージェントに対してバイタル チェックを実行し、バックアップ ジョブの失敗の原因となる可能性のある条件を検出できます。このコマンドは、Arcserve Backup が稼働し実行中の間に実行することができます。

pfc で実行されるチェックは、次のように分類できます:システム チェック、Arcserve チェック、エージェント チェック、メディア チェック。

システム チェック

サーバのシステム要件、データベースの空きディスク容量、RPC (リモート プロシージャ コール)サービス登録のチェックが含まれます。

Arcserve チェック

Arcserve システム アカウントとその権限、Arcserve Backup エンジンのステータス、SAN サーバの接続(SAN Option がインストールされている場合)、サーバに接続されているテープ デバイスの状態のチェックが含まれます。

エージェント チェック

ジョブに必要なすべてのクライアントおよびデータベース エージェントに関する、接続と認証情報のチェックが含まれます。

メディア チェック

再利用セットのメディアの可用性(メディア プールが指定されているジョブの場合)、メディアの有効期限、ファイル システム デバイスのソースおよびデスティネーションの競合のチェックが含まれます。

pfc ユーティリティを使用するたびに、以下のログが作成されます。

PFC_SERVERNAME_######.LOG

このログには、pfc を実行した場合にコマンド プロンプトに生成される出力と同じ情報が含まれ、Arcserve Backup LOG ディレクトリ(ARCserve ホーム ディレクトリ/logs/pfclogs)に保存されます。このディレクトリは、-logpath オプションを使用して変更できます。

詳細情報:

pfc - 構文

pfc - プレフライト チェック

pfc - 例