メディア検証レポートは、どのノードが適切にバックアップされリストア用に保護されているか、問題の可能性のある領域はどこかを分析し特定するのに役立ちます。これにより、データのリストアを実行して初めてバックアップが適切に行われていないことがわかる、という事態を防ぐことができます。メディア検証では、メディアにバックアップされたデータが有効であり必要に応じてリストア可能であることが保証されます。バックアップ先メディアのスキャンをランダムに実行することにより、Arcserve Backup では、リストアに失敗する可能性がほぼ排除されます。
一般に、優先度の高いデータが含まれているノードに対しては、必要に応じてそのデータを素早くかつ完全にリストアできるという保証が必要とされます。
たとえば、優先度の高いデータを含むすべてのノードは、データのリストアが可能であることを保証する「検証済みセッションのあるノード」カテゴリの対象となります。このレポートによって、優先度の高いノードのなかに「検証済みセッションのないノード」カテゴリに含まれているものがあることがわかった場合は、必要に応じてスキャン スケジュールを変更して、これらの高優先度ノードを適切にスキャン、保護、およびチェックする必要があります。
このレポートをノード復旧ポイント レポートと共に検証し、適切な復旧ポイントが確保されていること、およびデータが有効でリストア可能であることを常に確認することをお勧めします。
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