ノード暗号化ステータス レポートは、どのノードが適切に保護されているか、問題の可能性のある領域はどこかを分析し特定するのに役立ちます。データの暗号化は、セキュリティ維持の面でも、企業のコンプライアンス遵守の面でも非常に重要です。このレポートの表示内容は、各ノードに割り当てられた層カテゴリ(高優先度、中優先度、および低優先度)でフィルタできます。ノード層の設定の詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。
このレポートによって、暗号化されていないノードに機密データが存在して、セキュリティ リスクにさらされているということがないかどうかをすばやく調べることができます。
たとえば、このレポートによって、暗号化されていない高優先度ノードが存在するかどうかがわかります。暗号化されていない高優先度ノードがあり、このノードに機密データが存在する場合は、そのデータが適切に保護されていないことをすぐに把握できます。問題が発生しないうちに、バックアップ戦略を評価し直す必要があります。
同様に、このレポートによって、暗号化されているノード上に機密でないデータがあるかどうかを調べることで、貴重なリソース(時間と費用)を浪費しているだけでなく、バックアップの労力まで無駄にしている事態がないかどうかを把握することができます。
たとえば、機密データがない低優先度ノードのデータが暗号化されたままであることがわかれば、バックアップ戦略を評価し直して、リソースと時間が適切に使用されるようにする必要があります。
また、特定のノード上のデータがすべて暗号化されているかどうかをチェックして、適切なセキュリティおよびリソースの使用が実践されているかどうかを確認できます。
たとえば、社内の部門 A の機密データが存在するのと同じノード上に、部門 B の機密でないデータが存在するとします。このレポートから、特定のノード上のデータは、すべてが暗号化されているわけではないことがすぐにわかります。バックアップ ステータスを調査して、部門 A のデータが暗号化されているか、部門 B のデータが暗号化されていないかを判定でき、必要に応じてバックアップ戦略を再評価できます。
ノード暗号化ステータス レポート - ドリルダウン レポート
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