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RPO レポート - レポートの利点

RPO レポートはバックアップ データの場所レポートに似ていますが、さらなる利点として、指定した日の復旧ポイントの数とバックアップ データの場所が表示されます。このレポートは、復旧戦略の速度と効果を計画したり、(必要に応じて)実証したりするのに役立ちます。

通常、このレポートを使用して、データ復旧の速さや取得できる復旧ポイント(バックアップ)の数を把握できます。

たとえば、社内で、部門 A が重要なデータや高優先度のデータをバックアップしており、場合によっては数分でこのデータを復旧する必要があるとします。また、部門 B が重要でないデータを A とは別にバックアップしており、場合によっては 1 日以内でこのデータを復旧する必要があるとします。このようなニーズに基づくなら、部門 A のデータはレプリケートして、すぐに復旧できるようにしておく必要があり、一方部門 B のデータは日単位でバックアップを行い、オンサイトテープに保存しておけば、復旧要件を満たすことができます。

こうして、このレポートを使用し、保存されたデータの復旧ポイントの数と場所を参照して、このような各種ニーズを満たしているかを判定することができます。また、各部門に対して、個々の要件がどのように満たされているかを実証したり、必要に応じて各種要件を満たすようにバックアップ戦略を変更する(保存データの高速復旧を実現するため、取得する復旧ポイント/バックアップの量を変更する、またはバックアップ方法を変更する)ことができます。

詳細情報:

RPO (Recovery Point Objective、目標復旧ポイント)レポート

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