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TCP/UDP ポート 6051 の設定

Arcserve Backup は、エージェント コンピュータ上で動作しているプライマリ サーバと Arcserve Backup サービスの通信を可能にするために TCP/UDP ポート 6051 を使用します。

たとえば、ポート 6051 は Common Agent、ファイル システム エージェント、Agent for Oracle などがバックアップ サーバと通信し、以下のような操作を実行できるようにします。

注:プライマリ サーバ、メンバ サーバ、Data Mover サーバおよび Arcserve Backup エージェント上では、ポート 6051 で通信する必要があります。

TCP/UDP ポート 6051 を設定する方法

  1. Arcserve Backup サーバ上で TCP/UDP ポート 6051 を設定します。

    注:Windows コンピュータ上で TCP/UDP ポート 6051 を設定する方法の詳細については、「実装ガイド」を参照してください。

  2. Data Mover サーバ上で以下のディレクトリにアクセスします。
    /opt/Arcserve/ABcmagt
    
  3. テキスト編集アプリケーションを使用して、agent.cfg という名前のファイルを開きます。
  4. 以下の構文を探します。
    #TCP_PORT  6051
    #UDP_PORT  6051
    

    上記の構文の最初にある文字 # を削除します。

    agent.cfg を閉じて、変更を保存します。

  5. 以下のコマンドを実行し、Common Agent を再起動します。
    caagent stop
    caagent start