データ マイグレーションは、ステージング ベースのバックアップ ジョブで一時保存場所から最終バックアップ先メディアにデータを移動するプロセスです。つまり Arcserve Backup は、ファイル システム デバイス(FSD)、物理ライブラリ、仮想テープ ライブラリ(VTL)などのステージング デバイスに存在するデータを、ジョブに定義されたコピー ポリシーが満たされた後、最終バックアップ先メディアにマイグレートします。最終バックアップ先メディアはテープ メディアまたは FSD です。
UNIX/Linux Data Mover を使用すると、以下の表に示すシナリオを使用して Arcserve Backup でデータをマイグレートすることができます。
ステージングの場所 |
最終バックアップ先メディア |
---|---|
Data Mover サーバにローカル接続されているファイル システム デバイス |
テープ メディア |
Data Mover サーバにローカル接続されているファイル システム デバイス |
Data Mover サーバにローカル接続されているファイル システム デバイス |
テープ メディア |
テープ メディア |
テープ メディア |
Data Mover サーバにローカル接続されているファイル システム デバイス |
上記のマイグレーション ジョブはプライマリ サーバまたは Data Mover サーバを介してサブミットできます。マイグレーション ジョブは、最終バックアップ先メディアの指定方法に従い、プライマリ サーバまたは Data Mover サーバから実行できます。
例:Server that Executes Migration Jobs
以下の例では、マイグレーション ジョブを実行するサーバについて説明します。
Copyright © 2017 |
|