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UNIX/Linux Data Mover の制限

UNIX/Linux Data Mover では、以下のデバイスへのデータ バックアップはサポートされていません。

• Arcserve Backup テープ RAID デバイス。
• Arcserve Backup データ デデュプリケーション デバイス。
• シングル ドライブ テープ デバイス。
• Data Mover サーバに直接接続されるライブラリ。

注：サポートされるデバイスの詳細については、Arcserve サポート Web サイト上の Arcserve Backup 認定デバイス リストを参照してください。

UNIX/Linux Data Mover では、以下の機能はサポートされていません。

• マルチプレキシングを使用したデータのバックアップ。
• Arcserve Backup サーバ側暗号化、Arcserve Backup サーバ側圧縮、および LTO 暗号化を使用したデータのバックアップ。
• リモート通信を使用した UNIX/Linux Data Mover のインストール。Data Mover サーバにログインし、インストール スクリプトを実行する必要があります。
• BrightStor ARCserve Backup for UNIX r11.5 と BrightStor ARCserve Backup for Linux r11.5 の前のリリースからのアップグレード。

  注：Arcserve Backup では、データベース情報を BrightStor ARCserve Backup r11.5 からこのリリースにマイグレートできます。詳細については、「以前のリリースから Arcserve Backup データベースへのデータベース情報のマイグレート」を参照してください。

• Data Mover サーバでの Tapecopy ユーティリティの実行。
• Arcserve Backup コマンド ライン ユーティリテイを使用した Data Mover サーバからのジョブのサブミット。例： ca_backup および ca_restore。
• リモート システムへのデータのバックアップおよびリストア。

  以下のシナリオでは、データをリモート システムにリストアする方法について説明します。

  • Arcserve Backup プライマリ サーバ、Data Mover サーバ A、Data Mover サーバ B が SAN 上のデバイスを共有しています。
  • Data Mover サーバ A に存在するセッションで構成されるデータを、SAN 内の共有デバイスにバックアップします。
  • SAN 内のデバイスから、Data Mover サーバ B にセッションをリストアします。

  このシナリオでは、以下のダイアログ ボックスで示すように、プライマリ サーバまたは Data Mover サーバ B から SAN 上の共有デバイスにバックアップされたデータを直接リストアできます。