Previous Topic: クラスタ リソースの登録Next Topic: Agent for Microsoft SharePoint Server


クラスタ リソースを手動で登録

エージェントをローカル ノードにインストールすると、インストール手順によってクラスタ リソースが自動的に登録および作成されます。このセクションでは、クラスタ リソースを手動で登録および作成する方法について説明します。

クラスタ リソースを手動で登録する方法

  1. Exchange 仮想サーバが実行される可能性があるすべてのノードにエージェントがインストールされていること、およびエージェントのインストール ディレクトリがすべてのノードで同じであることを確認します。
  2. リソースの種類がすでに登録されていない場合は、以下のコマンドを実行します。
    Cluster.exe restype "Arcserve Backup Exchange Agent Notifier" /create /dll:CaExCluRes.dll /type:"Arcserve Backup Exchange Agent Notifier"
    

    注: リソースの種類がすでに登録されている場合は、クラスタ アドミニストレータの[クラスタの構成]の下の[リソースの種類]に Arcserve Backup Exchange Agent Notifier が表示されます。

  3. 以下のコマンドを実行して、拡張 dll を登録します。
    Cluster.exe/REGEXT:”C:\WINDOWS\cluster\CAExCluResEx.dll”
    
  4. クラスタ アドミニストレータを使用して、Exchange 仮想サーバ グループで Arcserve Backup Exchange Agent Notifier クラスタ リソース インスタンスを作成します。ベスト プラクティスとして、クラスタ リソース インスタンス名に Exchange サーバ名を追加することをお勧めします。たとえば、Arcserve Backup Exchange Agent Notifier – (VS1) がクラスタ リソース インスタンス名で、VS1 が Exchange Server 名です。[新しいリソース]ダイアログ ボックスが表示されたら、リソース インスタンスの名前と説明を入力し、[リソースの種類]フィールドで Arcserve Backup Exchange Agent Notifier を選択して、[グループ]フィールドに Exchange Server 仮想グループの名前を選択します。

    [次へ]をクリックします。

    実行可能な所有者]ダイアログ ボックスが表示されます。リソースをオンラインにできるクラスタ内のノードが[実行可能な所有者]ボックスに表示されます。

  5. [次へ]をクリックします。

    依存関係]ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [依存関係]ダイアログ ボックスが表示されたら、[完了]をクリックしてリソースの作成プロセスを終了し、[OK]をクリックします。
  7. クラスタ アドミニストレータを開き、Arcserve Backup Exchange Agent Notifier リソースが表示されていることを確認します。

    以下の図は、Arcserve Backup Exchange Agent Notifier リソースが表示されていることを示します。

    クラスタ グループ、サービスのステータスの表示

  8. Arcserve Backup Exchange Agent Notifier リソースを右クリックし、[一般]、[依存関係]、[詳細設定]のオプションを確認します。

    以下の図は、Arcserve Backup Exchange Agent Notifier の[一般]タブでオプションがどのように表示されるかを示しています。

    Exchange Agent Notifier の[全般]タブ

    以下の図は、Arcserve Backup Exchange Agent Notifier の[依存関係]タブでオプションがどのように表示されるかを示しています。

    Exchange Agent Notifier の[依存関係]タブ

    以下の図は、Arcserve Backup Exchange Agent Notifier の[詳細設定]タブでオプションがどのように表示されるかを示しています。

    Agent Notifier タブ

    注: [詳細設定]タブで、[グループに適用する]チェック ボックスがオフであることを確認します。これにより、リソースの状態が Exchange Server 仮想グループには影響しなくなります。

  9. リソースを作成する Exchange Server 仮想グループが存在するノードごとに手順 2 ~ 6 を繰り返します。