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NAS デバイスの環境設定

NAS ドライブおよびテープ デバイスの設定は、NDMP NAS Option のインストール直後に行うことも、[デバイス環境設定]ダイアログ ボックスから行うこともできます。

注:NAS device configuration is not required for NAS filer to server jobs.NAS Filer to Server ジョブを実行するには、ファイル システム デバイス、デデュプリケーション デバイス、ステージング デバイス、クラウド デバイス、テープ ライブラリまたは仮想テープ ライブラリなどの Arcserve Backup デバイスを設定する必要があります。

重要:DDS 環境を使用するには、バックアップ サーバに NAS サーバを追加する必要があります。

NAS デバイスの環境設定方法

注: これらの設定をインストール直後に行う場合は、以下の手順5から開始してください。

  1. Arcserve Backup のホーム画面から、[デバイス環境設定]を選択します。

    [デバイス環境設定へようこそ]ウィンドウが表示されます。

  2. [NAS サーバ]を選択し、[次へ]をクリックします。次に、[はい]をクリックしてテープ エンジン サービスを停止します。
  3. 必要に応じて、セキュリティ認証情報を提供します。

    テープ エンジン サービスが停止されます。また、[NAS サーバの設定]ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [追加]をクリックして、ドロップダウン リストから[NAS サーバ]を選択します。
  5. [新規サーバ]を選択し、NAS サーバの名前、ユーザ名、およびパスワードを入力します。

    ユーザ名およびパスワードは、NAS 管理者権限を持つ NAS サーバのアカウントである必要があります。

    NAS サーバの追加方法を示す図

    手順 6 および 7 は、NDMP Version 3 および 4 をサポートしている NAS サーバでは省略可能です。NDMP Version 3 または Version 4 に対応する NAS サーバにより、クライアントは NAS サーバ上に設定されているバックアップ デバイスを検出できます。NDMP NAS Option によって検出が実行され、検出されたデバイスがすべて表示されます。論理デバイス名の命名規則および使用規則は、ベンダごとに異なります。この手順を完了したら、DDS が使用可能になります。

    論理デバイス名を確認する方法については、ベンダ固有の付録を参照してください。

    NDMP Version 3 または Version 4 を使用している場合は、手順 6 と 7 を省略して手順 8 に進みます。

  6. [追加]をクリックし、[テープ デバイス]を選択します。
  7. [新規テープ デバイス]を選択して、テープ デバイスの情報を入力します。

    テープ デバイスまたはテープ ライブラリを表わす論理デバイス名を入力します。論理デバイス名とは、NAS サーバまたは NDMP サーバがデバイスを参照するために使用する一意の文字列のことです。ドライブおよびチェンジャ情報を取得する方法の詳細については、「テープ デバイスのドライブ情報およびチェンジャ情報の取得」を参照してください。

  8. NDMP NAS Option と共に使用するすべての NAS サーバについて、手順 4 と 5(および追加手順の 6 と 7)を繰り返します。

    Arcserve Backup サーバは、ネットワーク上の複数の NAS サーバとやり取りできます。

  9. すべての NAS サーバとテープ デバイスの追加を完了した後、[続行してライブラリを設定する]チェック ボックスをオフにして、[完了]ボタンをクリックします。

    [デバイス環境設定が完了しました]ダイアログ ボックスが表示されます。

    デバイス環境設定が完了したダイアログ ボックスの図

  10. [終了 ]ボタンをクリックします。デバイス環境設定ウィザードを終了する場合は[はい]をクリックします。
  11. テープ エンジンを開始します。

詳細情報:

サポートされている DDS 環境