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惨事復旧の事例

Windows サーバで Oracle が実行されていることと、サーバ上に ORCL という Oracle データベース インスタンスが 1 つあると仮定します。このサーバに障害が発生し、サーバ全体の再構築が必要になったという前提で説明します。

通常、惨事復旧は以下の手順で行います。

  1. Windowsを再インストールします。
  2. Oracle のデータ ファイル、環境設定ファイルのオフライン バックアップをリストアします。
  3. ORCL の最新のオフラインまたはオンライン バックアップをリストアします。
  4. sysdba として ORCL に接続します。
  5. データベースをマウントします。
  6. SQL*Plus のプロンプトで以下のコマンドを入力します。
    recover database using backup controlfile until cancel;
    
  7. 惨事復旧が完了したら、以下のコマンドを入力します。
    alter database open resetlogs;
    

    Oracle データベースが開きます。