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保存セットと再利用セット

上書きできない重要なデータが入っているメディアのセットを、保存セットと呼びます。あるメディア プールの保存セットのメディアを別のメディア プールの保存セットに移動できます。フォーマットされていない期間が最も長いメディアが、最初に使用されます。

注: 保存セットにあるメディアをフォーマットまたは消去しようとすると、警告が表示されます。

保存セット内のメディアは一定の基準(保存セット内の必須メディア数や保存期間)を満たすと、再利用セットに移されます。再利用セット内のメディアに書き込みが行われるたびに、そのメディアは保存セットに移されます。また、Arcserve Backup が再利用セットで空でないメディアを検出すると、メディア プール マネージャは、データが格納されている WORM メディアが使用されないように、メディアの使用を制御します。

保存セット内のメディアは、特定の期間使用されないと再利用セットに移されますが、その移動までの未使用期間を保存期間といいます。たとえば、保存期間を14日と指定した場合、メディアは、指定した日数の間は保存セット内に保持されます。しかし、使用されないまま14日間が経過すると、再利用セットに移されます。

保存セットの必須メディア数を指定します。これは、古いメディアが再利用セットに移される際に、保存セットに最低保持されている必要のあるメディアの数です。This is a safeguard for preventing data loss in case backups are not done for extended periods of time.

選択されたバックアップのタイプと方法に関係なく、すべてのメディアはメディア プールに割り当てられます。Arcserve Backup では、ジョブの始めにメディア プールのメンテナンスが実行されます。以下の 2 つの基準が満たされない限り、保存セット内のメディアが再利用セットへ移動することはできません。

これらの条件が満たされた場合、Arcserve Backup はブランク テープを要求するメッセージを表示するか、再利用セットからメディアを受け入れます。