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Eucalyptus ベース クラウド メディアへのスループットの設定

Arcserve Backup が Eucalyptus ベース クラウド ストレージ メディアにマイグレートするデータのブロック サイズを定義することができます。この機能は、お使いのネットワーク機能に適したブロック サイズを定義できる点で役に立ちます。たとえば、ネットワーク帯域幅が高いときは、より大きいブロック サイズを定義します。反対に、ネットワーク帯域幅が低いときは、より小さいブロック サイズを定義します。ソース サーバと Eucalyptus ベース クラウド ストレージ メディアとの通信に障害が発生した場合、通信が再開した後、Arcserve Backup は以前に転送されたデータのチャンクを再転送するという点に注意が必要です。

デフォルト チャンク サイズは 10 MB です。チャンク サイズの値は、1 MB から 50 MB の間で定義できます。

次の手順に従ってください:

  1. Arcserve Backup サーバ上で以下の .ini ファイルを開きます。
    $ARCSERVE_HOME\CCI\Config\CCIConfig.ini
    
  2. CCIConfig.ini ファイル内で以下のセクションを探します。
    [Eucalyptus_Config]
    ChunkSize=1048576
    
  3. 必要なチャンク サイズの値(バイト)を指定します。

    例:

    5 MB = 5242880 バイト

    25 MB = 26214400 バイト

  4. CCIConfig.ini ファイルを閉じます。