Previous Topic: Arcserve Backup サーバとエージェント サーバが互いに通信できないNext Topic: ジョブ キューのログ ファイルが大量のディスク容量を消費する


SRM PKI アラートがデフォルトで有効になる

Windows プラットフォームで有効

症状

Arcserve Backup には、SRM PKI (パフォーマンス キー インジケータ)という名前のオプションが含まれています。これは、お使いのバックアップ環境で実行されているエージェントのパフォーマンスをモニタするために使用できます。セントラル エージェント管理を使用して Arcserve Backup を設定し、エージェントのパフォーマンスが事前定義済みのパフォーマンス キー インジケータを下回った場合にアラート メッセージが生成されるようにすることができます。

注:The alert messages appear in the Alert Manager based on how you configure the Alert Manager.詳細については、「Alert マネージャの使い方」を参照してください。

Arcserve Backup の新規インストールを実行すると、以下のダイアログ ボックスに示されるとおり、[アラートを有効にする]オプションはデフォルトで無効になります。

[SRM PKI の環境設定]ダイアログ ボックス[アラートを有効にする]オプションが強調表示されています。

ただし、Arcserve Backup の以前のバージョンからアップグレードする場合、[アラートを有効にする]オプションはデフォルトで有効になります。特定のシナリオに基づいて、[アラートを有効にする]オプションを無効にするためのアクションとして、以下に解決策を説明します。

解決策:

[アラートを有効にする]オプションを無効にするには、以下のいずれかを実行します。

解決策 1:

現在バックアップ環境に存在するすべてのエージェントに対して[アラートを有効にする]オプションを無効にする場合。

  1. セントラル エージェント管理を開きます。

    Windows システム オブジェクトを右クリックし、コンテキスト メニューの[SRM PKI の環境設定]をクリックします。

    [SRM PKI の環境設定]ダイアログ ボックスが開きます。

  2. エージェント ツリー(左ペイン)でエージェントをクリックします。

    [アラートを有効にする]の横のチェック マークを外します。

    [複数への適用]をクリックします。

    [複数への適用]ダイアログ ボックスが開きます。

  3. [複数への適用]ダイアログ ボックスで、個別にエージェントを選択するか、[すべて選択]または[すべて選択解除]をクリックして、[OK]をクリックします。

[アラートを有効にする]オプションが無効になります。

解決策 2:

現在バックアップ環境に存在するすべてのエージェント、および新しく追加されたエージェントに対して[アラートを有効にする]オプションを無効にする場合。

注:The following steps describe the corrective actions for Arcserve Backup servers using Microsoft SQL Server 2005 for the Arcserve Backup database.

  1. Microsoft SQL Server 管理コンソールを使用して、Arcserve Backup データベース インスタンスを開きます。
  2. [接続]をクリックし、asdb、tables、dbo.tbl_wcf_pkiAlertCft を開きます。
  3. validalert フィールドで、値を 1 (アラートを有効にする)から 0 (アラートを無効にする)に変更します。
  4. Windows のコマンド ラインを開きます。

    Microsoft SQL Server のインストール ディレクトリに変更します。

    例:

    C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\Tools\Binn
    
  5. 以下のコマンドを実行して、validalert フィールドの値を変更します。
    SQLCMD.exe -S <Server_Name>\<ARCserve_Instance_Name> -d asdb
    

    以下のコマンドを実行して、validalert の値を確認します。

    SELECT validalert FROM tbl_wcf_pkiAlertCfg;
    go
    

    以下のコマンドを実行して、validalert の値を変更します。

    UPDATE tbl_wcf_pkiAlertCfg SET validalert=0 where validalert=1;
    go
    

[アラートを有効にする]オプションが無効になります。