Arcserve Backup では、書き換え可能なメディアだけでなく、WORM メディアにもデータをバックアップできます。WORMメディアは磁気メディアよりもはるかに寿命が長いため、重要なデータを長期間保管するのに適しています。
Arcserve Backup を使用すると、WORM メディアと非 WORM メディアをライブラリ内に混在させることができます。デバイス管理マネージャから、赤い丸に「W」の文字が付いたアイコンにより、WORM メディアを識別できます。さらに、Arcserve Backup を使用すると、カスタム バックアップ ジョブ用に WORM メディアを指定できます。
バックアップ マネージャには、GFS ローテーションを使用する場合に、日単位、週単位、月単位の WORM メディア ローテーションという 3 つのオプションが含まれています。これらのオプションは、[ローテーション スキーマを使用]オプションを指定した場合に、バックアップ マネージャの[スケジュール]タブで利用できます。
Arcserve Backup は、以下の WORM メディアへのデータのバックアップをサポートしています。
以下に、DLT WORM メディアと共に DLT WROM デバイスを使用した場合に発生する可能性のある状態と、その場合の Arcserve Backup の対処方法について説明します。
注:これらの場合は、利用可能なWORMメディアは、DLT SDLT II以降である必要があります。
WORM メディアを使用する場合は、メディアの性質上、Arcserve Backup の特定の機能(メディア プール、再フォーマット、メディアの上書き/再利用などに関する機能)が無効になります。たとえば、次のような制限があります。
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