GFS(Grandfather-Father-Son)ローテーション メディア プールは、基本のメディア プールのアーキテクチャをベースにしています。
GFSローテーション ジョブでは、日単位、週単位、および月単位の3種類のメディア プールを使用します。ジョブをサブミットするときに、[メディア プール名プレフィックス]フィールドに入力された情報に基づいて名前が付けられます。
GFS ローテーション ジョブを実行すると、Arcserve Backup はメディアを自動的にフォーマットし、バックアップの種類、メディア プール、および日付に基づく以下の構文に従って名前を割り当てます。
(バックアップの種類)-(ユーザ定義のメディア プール プレフィックス)-(曜日)-(日付)
構文要素 |
値 |
---|---|
バックアップの種類 |
F - フル バックアップ A - すべての日単位のバックアップ(フル、増分、差分)(デフォルトで有効になっている[Media Maximization]機能を使用し、[メディアへ追加]オプションが有効になっている場合)。Media Maximization 機能の詳細については、「GFS ローテーション ジョブでのメディア最大化」のセクションを参照してください。 |
ユーザ定義のメディア プール プレフィックス |
GFS ローテーション スキーマのメディア プールに割り当てた名前 |
曜日 |
ジョブが実行された曜日(アルファベットで省略表示) |
日付 |
バックアップを実行した日付 (mm/dd/yy 形式)。 |
メディアの命名規則から、簡単にバックアップ メディアを見つけることができます。たとえば、ローテーション スキーマが最初のフル バックアップに使用するメディアには、以下の名前が付けられます。F TP MON 11/1/05.
注:Arcserve Backup prevents you from using the underscore character ( _ ) and the hyphen character ( - ) when specifying Media Pool names.
週5日のローテーション スキーマの場合、各メディア プールの保存期間は以下のとおりです。
保存セット内のメディア数とGFSメディア プールの保存期間は、以下の式で算出されます。
GFS ローテーション ジョブでのMedia Maximization
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