Windows プラットフォームで有効
概要
Arcserve Backup サーバの IP アドレスは、いくつかの理由によって変更される場合があります。一般的な理由としては以下が挙げられます。
症状
Arcserve Backup マネージャ コンソールをホストするプライマリ サーバ、スタンドアロン サーバ、およびシステムで IP アドレスが変更されると、Arcserve Backup で以下の問題が発生します。
Ntuser は右記にある認証サーバで検証されていません: Hostname 同等の権限を作成しますか(デフォルト : y)?
メンバ サーバで IP アドレスが変更されると、Arcserve Backup で以下の問題が発生します。
Ntuser は右記にある認証サーバで検証されていません: Hostname 同等の権限を作成しますか(デフォルト : y)?
ソリューション
通信上の問題を解決するには、IP アドレスが変更された Arcserve Backup サーバの種類に応じた対応策を実施してください。
プライマリ サーバ/スタンドアロン サーバで IP アドレスが変更された場合
重要:プライマリ サーバまたはスタンドアロン サーバの IP アドレスを変更した場合、そのサーバから実行される基本的なバックアップ ジョブおよびリストア ジョブは、正常に完了できます。また、プライマリ サーバの Arcserve Backup マネージャには、メンバ サーバのホスト名が正しく表示されます。ただし、メンバ サーバにおいてバックアップ ジョブおよびリストア ジョブを確実に成功させるためには、タスクを完了する前にメンバ サーバで下記の手順 1 を必ず実行する必要があります。
ipconfig コマンドを、/flushdns スイッチを使用して実行します。例:
c:\documents and settings\windows user name>ipconfig /flushdns
注:Arcserve Backup ドメイン内のすべてのメンバ サーバでこの手順を繰り返す必要があります。
ca_auth [-cahost HOST-NAME] -equiv add ntuser HOST-NAME ARCserveBackupUser [caroot_username] [caroot_password]
注:ca_auth コマンドの使用方法の詳細については、「コマンド ライン リファレンス ガイド」を参照してください。
メンバ サーバで IP アドレスが変更された場合
ca_auth [-cahost HOST-NAME] -equiv add ntuser HOST-NAME ARCserveBackupUser [caroot_username] [caroot_password]
注:ca_auth コマンドの使用方法の詳細については、「コマンド ライン リファレンス ガイド」を参照してください。
ipconfig コマンドを、/flushdns スイッチを使用して実行します。例:
c:\documents and settings\windows user name>ipconfig /flushdns
Arcserve マネージャ コンソールをホストするサーバで IP アドレスが変更された場合
Arcserve Backup マネージャ コンソールをホストするサーバで IP アドレスが変更された場合は、何も行う必要はありません。通信上の問題が発生することなく、引き続きその他の Arcserve Backup サーバを管理できます。
エージェント システムで IP アドレスが変更された場合
以下のいずれかの対応策を選択します。
ipconfig コマンドを、/flushdns スイッチを使用して実行します。例:
c:\documents and settings\windows user name>ipconfig /flushdns
[エージェント オプション]ダイアログ ボックスが開きます。
新しい IP アドレスがエージェント システムに適用されます。
静的 IP アドレスを使用するシステムで IP アドレスが変更された場合
以下のいずれかの対応策を選択します。
この操作により、ホスト名と IP アドレス間の新しい関係を確立するためのキャッシュを解決できます。
この状況では、以下の手順に従います。
C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts
注:この解決法を使用する場合、IP アドレスを変更するときに Hosts ファイルを修正し、動的 IP アドレスに戻すときに指定された情報を削除する必要があります。
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