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システム状態リストア オプション
システム状態セッションを右クリックし、システム状態リストア オプションのコンテキスト メニューを表示します。以下のオプションを選択できます。
- [Active Directory のリストアを Authoritative モードで実行する] - リストアしたコピーがシステム上で強制的に Active Directory の「権限付き」バージョンになります。つまり、リストアされるレプリカ セットが現在のレプリカより古い場合でも、古いデータがすべてのレプリケーション パートナーにレプリケートされます。権限付きのリストアは、通常、以前の既知の状態にシステムをリストアするために使用されます。
注:Servers running Windows Server 2008, Windows Server 2008 R2, or Windows Server 2012 do not support placing the Active Directory in an authoritative mode.
- [レプリケートされたデータ セットのリストア時に、すべてのレプリカのプライマリ データとしてマークする] - File Replication サービスのリストア データが、強制的にほかのサーバにレプリケートされるようにします。このオプションが有効になっていない場合、レプリケートされるデータ セットは、ほかのサーバにレプリケートできない場合があります。これは、リストアされるデータがほかのサーバにあるデータよりも古いと思われるからです。
- [クラスタ データベースのリストアに必要な場合はクラスタを停止する] - クラスタ データベースをリストアするためにクラスタ サービスを停止する権限を付与します。これは、クラスタ マシンに対してのみ適用されます。このオプションが有効になっておらず、クラスタ サービスが実行中である場合、Arcserve Backup は、クラスタ データベース ファイルを %SYSTEMROOT%\clusbkup フォルダにダンプし、これらをロードしません。Arcserve Backup には、都合の良いときにクラスタ データベース ファイルをロードできる、caclurst.exe というユーティリティ プログラムがあります。
- [クォーラム ロケーションが変更された場合にクォーラム ドライブの選択を有効にする(Windows Server 2008 クラスタより以前)] - クラスタが現在使用しているクォーラム リソースのドライブを設定できるようにします。最後にシステム状態をバックアップした後で、別のクォーラム ドライブを使用するように、クラスタ システムの設定を変更した場合、このオプションを使用して、新しいクォーラム ドライブを指定します。それ以外の場合、クォーラム ドライブのバックアプ コピーが使用され、クラスタ データベースのリストアは失敗します。
- [このバックアップ以降にクォーラム ロケーションが変更された場合、ドライブ文字を選択する] - バックアップの実行後にクォーラムの場所が変更された場合、データをリストアする先のドライブ文字を指定できるようにします。
- [Authoritative Restore クラスタ データベース(Windows Server 2008 クラスタ以降)] - Windows Server 2008 以降のクラスタで Authoritative Restore を実行できます。権限付きリストアでは、すべてのノード間でクラスタ データベースをリストアできます。クラスタ設定を前のバージョンにロールバックする場合は、このオプションを有効にする必要があります。
以下のガイドラインを使用して、Authoritative Restore または Non-authoritative Restore をいつ処理するか決定します。
- Authoritative Restore -- Authoritative Restore では、ノードを回復するために現在のクラスタ ノード環境設定ではなくバックアップ データ内に保存されるクラスタ環境設定を使用することができます。Authoritative Restore では、リストアされた環境設定を最新の環境設定としてクラスタに使用させることができます。Authoritative Restore を使用してノードを回復する場合、現在のクラスタ環境設定はクラスタ内のすべてのノードにレプリケートされます。
- Non-Authoritative Restore -- Non-Authoritative Restore では、無効なノードを回復するためにバックアップ データを使用することができます。Non-Authoritative Restore では、回復したノードが有効になってクラスタに加わると、最新のクラスタ環境設定がそのノードにレプリケートされます。
以下の動作および考慮事項に注意してください。
- [Authoritative Restore クラスタ データベース(Windows Server 2008 クラスタ以降)]オプションは、ノード レベルで適用できます。
- リストアするノードが破損していたり、無効な場合、Authoritative Restore を実行する前にノードのリストアを実行する必要があります。ノードのリストアを実行する場合は、このオプションを有効にしないでください。
- Authoritative Restore または Non-Authoritative Restore を実行したら、ノードを再起動する必要があります。
注:For information about recovering clusters from a disaster, see "Recovering Clusters" in the Disaster Recovery Option Guide.
- [WWW サービスを停止しない] - 認証サーバのリストア中でも、www サービスを継続して使用できるようにします。IIS 発行サービスでは、認証サーバのリストア時に証明書サービスのダイナミック ファイルが使用中である場合があります。したがって、デフォルトでは、認証サーバのリストア時に WWW サービスが停止されます。停止しないようにする場合は、このオプションを使用してください。
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