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プロキシ サーバを介した UDP ノードのバックアップ ジョブのサブミット

Arcserve Backup では、プロキシ サーバを介して UDP セッションを Arcserve Backup メディアにバックアップできます。プロキシ サーバに Arcserve Host-Based VM Backup がインストールされている場合、Host-Based VM Backup プロキシ サーバを介してバックアップ ジョブをサブミットできます。Arcserve Backup メディアは、ファイル システム デバイス、テープ メディア、NAS デバイス、および SAN 上のデバイスです。

プロキシ サーバを介して UDP サーバをバックアップする場合、Arcserve Backup は、プロキシ サーバによって保護されるすべての UDP サーバのすべての D2D/UDP バックアップ セッションを取得します。プロキシ サーバに Arcserve Host-Based VM Backup がインストールされている場合、Arcserve Backup は、プロキシ サーバによって保護されるすべての UDP 仮想マシンのすべての UDP バックアップ セッションを取得します。

このバックアップ方式では、Arcserve Backup はフルおよび増分 UDP バックアップ セッションからフル バックアップ セッションを合成できます。合成されたバックアップ セッションを使用すると、ファイル レベル、フォルダ レベル、およびアプリケーション レベルで UDP データを回復し、UDP サーバのフル システム復旧(ベア メタル復旧など)を実行できます。

プロキシ サーバを介して UDP をバックアップするプロセスは、ファイル、フォルダ、ノード、サーバなどのバックアップに必要な手順とほとんど同じです。

障害が発生した UDP サーバ上の UDP ノードをプロキシ サーバを介してバックアップする場合、UDP サーバでの障害発生時に少なくとも 1 つのバックアップが実行されていれば、その UDP サーバは引き続きサポートおよびバックアップされます。UDP デスティネーションからの詳細がキャッシュされ、UDP サーバで障害が発生したときに以後のバックアップで使用されます。

次の手順に従ってください:

  1. [バックアップ マネージャ]から、[スタート]タブをクリックし、サブミットするバックアップ ジョブの種類を指定します。
  2. ソース]タブをクリックし、UDP ノードおよびプロキシ サーバを表示します。

    以下の画面に示すように、バックアップするノードを含んでいるプロキシ サーバを指定します。

    UDP RPS ツリー

  3. [デスティネーション]タブをクリックして、バックアップ データを保存する場所を指定します。

    注:マルチ ストリーミングを使用して UDP セッションをバックアップするには、[デスティネーション]タブで[マルチ ストリーミング]オプションをクリックし、ジョブに対して許可するストリームの最大数を指定します。

  4. スケジュール]タブをクリックして、ジョブの実行日時および頻度を指定します。
  5. [オプション]ツールバー ボタンをクリックして、ジョブに必要なバックアップ オプションを指定します。詳細については、「グローバル バックアップ オプション」を参照してください。
  6. ツールバーの[サブミット]ボタンをクリックし、ジョブをサブミットします。

    [セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. [セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスで、ジョブのセキュリティおよびエージェント情報を編集または確認して、[OK]をクリックします。
  8. [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスが開きます。[即実行]を選択して今すぐジョブを実行するか、[実行日時指定]を選択してジョブを実行する日時を選択します。

    注:[即実行]オプションの詳細については、「[ジョブ キュー]タブ」を参照してください。

  9. ジョブに対して、ジョブ名を入力します。
  10. 複数のソースのバックアップを選択した場合に、ジョブ セッションの開始順序を設定するには、[ソース優先度]をクリックします。[一番上へ]、[上へ]、[下へ]、[一番下へ]の各ボタンを使用して、ジョブが処理される順序を変更します。優先順位付けが終わったら、[OK]をクリックします。
  11. ジョブを Arcserve Backup ジョブ スクリプトとして保存するには、[ジョブの保存]ボタンをクリックします。
  12. ジョブ テンプレートを保存するには、[テンプレートの保存]ボタンをクリックします。
  13. ジョブのプレフライト チェックを実行するには、[プレフライト チェック]ボタンをクリックします。プレフライト チェックが失敗した場合は、[キャンセル]ボタンをクリックしてジョブの設定を変更してください。
  14. [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックします。

    ジョブがサブミットされます。