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ジョブ ステータス マネージャを使用した複数ドメインの管理方法

Arcserve Backup では、ジョブ ステータス マネージャを使用して、1 つ以上の Arcserve Backup を管理できます。これにより、企業内のすべての Arcserve Backup ドメインに関連するジョブ キューを監視および管理できます。

Arcserve Backup ドメインは次の環境設定から構成されます。

• 1 つ以上のメンバ サーバに接続されているプライマリ バックアップ サーバ。
• 単一のスタンドアロン バックアップ サーバ。

ジョブ ステータス マネージャを最初に開いた場合、以下の画面に示すように、現在ログインしている Arcserve Backup ドメインがドメインのディレクトリ ツリーに表示されます。

それ以外の場合は、ジョブ ステータス マネージャでドメインを追加および削除できます。

ジョブ ステータス マネージャでドメインを追加した後、以下のタスクを実行できます。

• ジョブ ステータスの管理 -- ［レディ］、［ホールド］、［即実行］、［ジョブの停止］などのジョブのステータスを変更し、ジョブのデータを更新します。
• ジョブ保護の管理 -- ジョブのユーザ名および暗号化パスワードを変更します。
• ジョブ メンテナンスの管理 -- ジョブに関してスケジュールの変更、追加、削除、プレフライト チェック、クイック検索、ログの生成、ジョブ情報の印刷を行います。

これらのタスクの実行は、指定したドメイン内でアカウントに割り当てられた役割により制限を受けます。

例：役割の割り当て

現在の Arcserve Backup ドメインはドメイン A です。ユーザ "Arcserve ユーザ" が、次の 2 つの Arcserve Backup ドメインを追加します。ドメイン B およびドメイン C。各ドメインの役割は以下のとおりです。

• ドメイン A： caroot ユーザ
• ドメイン B：Backup Operator
• ドメイン C：Monitor Operator

Arcserve ユーザは、各 Arcserve Backup ドメインで以下のタスクを実行できます。

• ドメイン A：ドメイン内のすべてのジョブを変更、削除、停止します。
• ドメイン B：Arcserve ユーザ アカウントを使用してサブミットされたジョブを制御します。
• ドメイン C：このドメイン内のジョブに関するジョブ情報を表示します。