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前回の Arcserve Backup データベース バックアップに関する情報
Arcserve Backup データベースが正常にバックアップされるたびに、バックアップ メディア情報は ASDBBackups.txt および ASDBBackups.n.txt という一連のログ ファイルに保持されます。ログ ファイルは Arcserve Backup ホーム ディレクトリ内に格納されます。
これらのログ ファイルにはそれぞれ、Arcserve Backup データベースの完了済みバックアップの履歴に関する詳細情報が含まれています。たとえば、以下の項目について詳細情報が記録されます。
注:このリストがすべてを網羅しているわけではありません。
- テープ名、シリアル番号、およびシーケンス番号
- セッション GUID、セッション ID、セッション タイプ
- バックアップ方式(フル、増分、差分など)
- バックアップ日付
- データベースのタイプ
- インスタンスのパス
注:ログ ファイルには説明テキストまたはコメントが含まれません。
Arcserve Backup データベースをリストアする必要がある場合、データベースは使用できない状態にあるか破損しているため、Arcserve Backup はログ ファイルを参照します。Arcserve Backup Disaster Recovery Option および Arcserve データベース回復ウィザードは、ARCserve.txt を参照して、最新の Arcserve Backup データベース バックアップ データを含むメディアを識別します。
Arcserve Backup は以下のロジックを使用してログ ファイルを管理します。
- Arcserve Backup データベースの最新のフル、増分および差分バックアップに関する情報は常に ASDBBackups.txt という名前のファイルに格納されます。
- Arcserve Backup データベースの 2 回目のフル バックアップが終了した後で、ASDBBackups.txt の名前は ASDBBackups.1.txt に変更され、新しい ASDBBackups.txt が作成されます。
- 3 回目のフル バックアップが終了した後で、ASDBBackups.1.txt の名前は ASDBBackups.2.txt に、ASDBBackups.txt の名前は ASDBBackups.1.txt に変更されて、新しい ASDBBackups.txt が作成されます。
- ログ ファイルの名前の変更と作成の処理は Arcserve Backup が ASDBBackups.10.txt という名前のログ ファイルを作成するまで続きます。
- フル バックアップが終了した後で ASDBBackups.10.txt という名前のログ ファイルが存在する場合、ASDBBackups.10.txt は削除され、古いログ ファイルの名前が変更されて、新しい ASDBBackups.txt ログ ファイルが作成されます。
ASDBBackups.txt が破損している場合、ASDBBackups.n.txt という名前のいずれかのファイルの名前を ASDBBackups.txt に変更し、名前変更したログ ファイルを使用して Arcserve Backup データベースを回復できます。
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