以下の図は、NetApp NAS クラスタのローカル バックアップおよび 3 ウェイ バックアップを示しています。
Data ONTAP 8.2 を実行する NetApp クラスタで使用可能な NDMP モードは 2 つあります。
Data ONTAP 8.x リリース ファミリの Data ONTAP 8.2 以前のバージョンがノード上で実行されている場合、クラスタは混在状態にあり、NDMP はノード スコープ モードで動作します。この NDMP の動作は Data ONTAP 8.2 にアップグレードした後でも続行されます。
ノード スコープ NDMP モードでは、テープ バックアップおよびリストア処理をノード レベルで実行できます。
NDMP オプションおよびコマンドを使用することにより、NDMP をノード レベルで管理できます。テープ バックアップおよびリストア処理を実行するためにストレージ システムにアクセスするには、NDMP 固有の認証情報を使用する必要があります。
ノード スコープ NDMP モードを管理するコマンドについては、以下のリンクから NetApp ドキュメントを参照してください。
https://library.netapp.com/ecm/ecm_download_file/ECMP1196817
新しくインストールされたクラスタで、すべてのノードが Data ONTAP 8.2 を実行している場合、NDMP はデフォルトで Vserver 対応モードになります。
テープ バックアップおよびリストア処理を Vserver 対応モードで実行する場合は、ノード スコープ NDMP モードを無効にすることをお勧めします。NetApp ドキュメントから、ノード スコープ NDMP モードを無効にするためのコマンドを使用してください。
管理者は、Vserver のクラスタ内の異なるノードにわたってホストされるすべてのボリュームをバックアップおよびリストアできます。
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